episode26 ページ26
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暑い。
そう呟くと、
もっと暑なるわ。
そーいうの言わんといて。
って、不機嫌そうな声。
夏。がやってきた。
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「うっさいなぁ〜、いちいちケチつけないでよ」
廉「お前の声がでかいからいけん」
「うっさいバカ永瀬」
仲良くなった。
かなり。
相変わらず女の子とは接しないけれど
私とは普通(?)に話してくれるように、な...った？
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「あー、教科書忘れた」
廉「アホやな」
「そこは俺の見せたる。でしょ！」
廉「見せてください。の間違いやなくて？」
あ。激レア。
永瀬がわらった。
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そういった永瀬だけど
机をくっつけてきて
間の溝に背表紙をはめ込むようにして。
仕方ないから見せたるわ。
って、鼻を鳴らす。
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「あ、ありがと ..」
廉「おん」
しつこく触ろうとしたり
話かけようとすると全力で嫌がられるけど
最初よりはマシ。
そして
あれ以来、幸村という名字は
永瀬の口から出ることは無かった。
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−−−−−−−−−
勇太「 .... 、最近やけにご機嫌ですねぇ」
「そう？」
家が隣とはいえど
行き帰りは今まで通り勇太としていて。
何となく、永瀬と帰るのは気が引けるし
そこまでの積極性は私には備わっていない。
勇太「 ... なんか、隠してる？」
「えっ！？」
私とはクラスが違う勇太。
当然のことながら
永瀬の事なんて、知らない。
女子が騒いでるから
名前くらいは知ってるのかな？
いやでも、勇太は
男の子に興味無いからな ....
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勇太「 ... 」
「んー」
ふう。と一息ついた勇太。
ぴたっと足を止めると
至って普段とかわりない表情で
いう。
勇太「転校生？」
「！？」
図星かよ。って
可笑しそうに笑う勇太。
え、エスパー！！
「え、なんで分かったの、」
勇太「前、たまたま話してるとこ見て、Aが男子と喋るなんて珍しいなってさ。」
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勇太「名前、なんていうの？そいつ。」
「知らなかったの？笑」
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_____________... 永瀬だよ？永瀬、廉。"
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勇太「 ....ながせ、れん、？」
「聞いたことないのね」
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考え込むように
目線をあげた勇太。
どうしたの。と顔を覗く。
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勇太「いや、何でもない。」
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ヤリチンのゴロリ(プロフ) - 作者さんの作品は全部面白くて、、感情移入しちゃってます（ (2017年1月10日 17時) (
レス) id: 1504061187 (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - とても面白くて続き読むのが楽しくて仕方がないです。なぜ？どうして？と次々と疑問が出て来て読むのをやめさせてくれません！(笑)更新、頑張って下さい！ (2016年10月30日 1時) (レス) id: cab08090a2 (このIDを非表示/違反報告)
ヨシノ(プロフ) - いろんな人物が交わってて、こういう設定のお話大好物です！！続きが気になります！廉くんの新作も楽しみにしてます☆更新頑張ってください！ (2016年10月23日 23時) (レス) id: 66e54ac751 (このIDを非表示/違反報告)
桃佳(プロフ) - 最高に面白いです！！！続きも全力で楽しみにしてます(*^^*)！！！ (2016年10月23日 23時) (レス) id: 179cb3b106 (このIDを非表示/違反報告)
ピョン(プロフ) - とても面白いですよ！この話大好きです！続きが気になるので更新頑張ってください！ (2016年10月23日 22時) (レス) id: 92c3e03367 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はう
作成日時：2016年10月14日 20時
