※ Restrict '17 (( Ren × Yuta.J ))

episode12 ページ12

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次の日。



教室に入ると
永瀬廉が隣の席で突っ伏していた。

私という｢女」が入ってきただけで
びくりと身体を揺らして、その顔を上げる。



馬鹿にしてやろうかとも
思ったけれど、そんな雰囲気じゃない。






廉「 .... 」



おはよ。も元気？も

普通の会話がない。



話しかけてくるな。と
とてつもなく、分厚い圧。




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仕方なく何も言わずに
隣の席に座ると、
私にまで眠気が襲ってきて。





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−−−−− 、





LINEの音で目が覚める。

身体を起こすと、HR中らしく。



ちらと横を見れば
つまらなそうに黒板を見つめる永瀬廉の横顔。



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_____________ て事でいいな？永瀬、相崎。

　




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ん？てこと？

え？？




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「 ....え、なにが、廉「 .....はい、」







私の言葉を遮るように
そう言われて、少しムッとくる。

何のこと？と目線で訴えると
そんな私を見て、心底嫌そうに顔を歪ませた彼は。






廉「お前と俺が爆睡しとったから、勝手に選ばれてん」



廉「なんちゃら実行委員会に」








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え、勇太と帰れない日が出てきちゃう。

実行委員会って、そーいうもんでしょ？
放課後とか、残るやつじゃん。







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目をぱちぱちさせていると
はァ、とわかり易くため息をついた永瀬廉が

ほんまさいあく。




.....と

私に聞こえるようにそういって
また、前を見た。




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