episode11 ページ11
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勇太「 」
「あ、あは。」
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神宮寺さん。おこです。
そりゃ30分も待たせたら、ね。
勇太「あは。じゃないから。」
「ご、ごめんなさい、」
じーっと勇太に見つめられて
何してたんだよ。なんて聞かれて。
答えられないから、
逆に怪しまれて。
勇太「別に無理に言えとは言わないけどさ。」
「うん」
勇太「 .... 嫌がらせ、とかじゃない、？」
嫌がらせ？？
「いやいやいや、違うから！」
勇太「え、そうなの？」
目を丸くした勇太。
まぁある意味嫌がらせか。
そこは置いといて。
「逆に勇太にくっついてると、なんにも言われないし！」
勇太「どっちかというと、俺がくっついてるけど。笑」
なら良かった。って、私の頭を撫でる。
勇太のおっきな手。
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勇太はずっと、やさしくて。
今だって待たされたことに怒ってるのかと思ったら
私が嫌がらせされてるんじゃないか。
って、その事で悩んでてくれたんだ。
「なんか、照れる、？」
勇太「疑問形かい」
いくぞ。って、カバンをさりげなく持ったり。
勇太の方が全然足長いのに
歩くペースを合わせてくれたり。
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「勇太は優しいね」
勇太「そう？」
無自覚、、！！
勇太恐ろしい！恐ろしいおとこ ...
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勇太「でも、誰にでも優しいわけじゃないから。」
「そりゃあ」
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疲れちゃうもん。そんなの。
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勇太が、突然立ち止まるから
ただでさえ近かった肩同士がぶつかる。
「わっ ...、ちょ、」
勇太「もしかしたら」
背の高い勇太を見上げると
勇太は私をのぞきこんでて
ばちっと視線が交わる。
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思ったより顔が近くて
赤面すると、
勇太がまた微笑む。
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少しだけ、カオを傾かせて
勇太の唇が私の耳元に来て。
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勇太「Aだけかもね、」
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__________________________ 俺が、優しいのは。"
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こんなの。
ドキドキしない方がオカシイ。
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ヤリチンのゴロリ(プロフ) - 作者さんの作品は全部面白くて、、感情移入しちゃってます（ (2017年1月10日 17時) (
レス) id: 1504061187 (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - とても面白くて続き読むのが楽しくて仕方がないです。なぜ？どうして？と次々と疑問が出て来て読むのをやめさせてくれません！(笑)更新、頑張って下さい！ (2016年10月30日 1時) (レス) id: cab08090a2 (このIDを非表示/違反報告)
ヨシノ(プロフ) - いろんな人物が交わってて、こういう設定のお話大好物です！！続きが気になります！廉くんの新作も楽しみにしてます☆更新頑張ってください！ (2016年10月23日 23時) (レス) id: 66e54ac751 (このIDを非表示/違反報告)
桃佳(プロフ) - 最高に面白いです！！！続きも全力で楽しみにしてます(*^^*)！！！ (2016年10月23日 23時) (レス) id: 179cb3b106 (このIDを非表示/違反報告)
ピョン(プロフ) - とても面白いですよ！この話大好きです！続きが気になるので更新頑張ってください！ (2016年10月23日 22時) (レス) id: 92c3e03367 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はう
作成日時：2016年10月14日 20時
