〃 ページ22
『な、なに、どしたの』
「話したいことある、ごめんちょっと来て」
『え?ちょ!!』
さりげなく手を繋がれる
あ。今手繋いでんじゃん。わー、、、こんなに手のひらおっきかったっけ、こんなに背中頼もしかったっけ、
ちょっと歩いてたどり着いたとこは小さい頃よく2人で遊んだ公園だった。
懐かしいなぁなんて呑気に思ってブランコを見てるとある出来事を思い出す。
そこは私がジフンに恋をしたブランコだった。
その日は私の誕生日でプレゼントをもらったんだ。
赤いチューリップを照れながらくれたんだ。
「懐かしいよな」
『うん』
「あの頃は好きとかよく分かんなかったけど今なら分かるよ」
『え、どうしたの笑 急に』
「…あのさ、おれ、」
あぁ、早く言ってよもう、
返事ならOKに決まってるから。早く、早く。
心臓がこれでもかってくらい動いてジフンに聞かれちゃいそう、
「ごめん、かっこつけたかったけどむり」
「俺、Aが好きなんだ」
『うん』
「だから、俺と付き合って欲しい」
『うん、』
余りにも嬉しくて、同じ気持ちだった事が本当に嬉しくて涙が出る。
「なんで泣くんだよ笑」
「そんなに嫌?」
『ちがう、ばか』
『泣くほど嬉しいの、』
「そっか、じゃあ返事は?」
『そんなのいいに決まってるでしょ!!笑』
『わっ!』
小さくリップ音がなったと同時に今ジフナとキスしてることをじわじわと実感する
『な、なんで、きゅうに、』
「さっきジョンハニヒョンにキスされてたろ」
「あれくっそ妬いた。殴りたかった」
『…なにそれ、かわいい』
「かわいいのお前の方な」
「これからは俺だけ見てろバカ」
ねぇなんか勘違いしてるよジフナ
私あの頃からジフナしか見てないんだよ?
ほんとに、これからも大好きでいさせてね
ジフナのネクタイを引っ張ってキスをする
頬を赤く染めて照れてるジフナ
『照れてんのかわいいね、ジフナ』
「お、おまえが、!きゅ、きゅうにキスなんか…」
『ジフナしか見てないからジフナこそ私だけ見ててね』
「お、おまえなぁ!!!」
「あ、あと、一応言っとくけどあの隣にいた奴彼女とかじゃねぇからな」
『え?』
「ジョンハニヒョンの妹」
「ちょうどコンビニ出たとこで会ったんだよ」
『ならなんだ…安心した…』
「勘違いすんなよ!」
その後ジフナが小声で「俺にはお前だけだよ…」って聞こえちゃったのは内緒にしとこっと
end
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作者名:瑠桜 | 作成日時:2022年6月10日 0時