中編小説集【SEVENTEEN】 (ページ12)

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買い出しが終わって車に荷物を積んで車に乗り込もうとした時
先輩に腕を引き止められる

「あのさ、Aちゃん」

『どうかしました？』

「俺と付き合って欲しい」

『え？』

私今先輩に告白された？ほんとに？うそでしょ？
やばい嬉しい両想いだったってこと？

「急でごめん、けど今伝えたくて」

『全然、大丈夫、なんですけど、』

「返事は全然、いつでも、大丈夫だから、」

そんな、返事なんて一択に決まってるでしょ
私も好きなんだもん。OKだよ。

『今返事しても平気…ですか？』

「えっ、あ、うん、大丈夫」

『私も先輩が好きです、ずっと』

「ほんと！？嘘じゃない！？」

お菓子を買ってもらえる事になった子供のように
にっこにこの笑顔で確認する先輩
先輩の隣に並べるんだっていう嬉しさと私と先輩で釣り合うかなという不安に流されそうになりながら

『嘘じゃないですよ、ほんとにずっと好きです。一目惚れしてからずっと。』

「Aちゃんも一目惚れ？」

『え？ちゃんもってどういうことですか』

「俺も一目惚れ。」

な、な、なにそれぇ、そんな、そんな事ある！？
地球壊れちゃいそうだよ！？こんな嬉しいことあっていいの！？こんな私のどこに一目惚れをしたのか分からないけれど、先輩と両想いという事実がありにも嬉しすぎて思わず先輩の胸に飛び込んで抱きしめる

『やばいです、今までで一番幸せです、』

「…俺もめちゃめちゃ幸せ。」
と背中に腕が回ってくる

しばらく抱きしめあっていると先輩の方から離れようと腕を離されて少し寂しく思っていると

「今めっちゃキスしたい」

「いい？」

ちょっと照れながら聞いてくるもんだから
襟元をちょっとつまんで私の方からキスをする

『そんなの聞かずにしてください』

「わぁ…積極的…」

「すきだよAちゃん」

『ふふ、私も大好きです』

私もそうだと想いを伝えるとまた抱きしめてくる先輩
だけど、この後にBBQあること忘れてない、？

「A、あいつ…」

「おーい、スニョンAちゃんはー？」

「彼氏といちゃいちゃしてるとこですよきっと」

「…ほんとに告白したんだな、ハニのやつ」

「まぁ、末永く幸せになれこの野郎って感じっすよねジョシュア先輩」

「だな、ㅋㅋ」

end