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川��「大丈夫…じゃないよね。とりあえず、」
そう言ってブレザーとカーディガンを私に渡す。
開いてしまっている私の胸元を見ないように。
涙が止まらない。
川��「もう大丈夫だからさ、ね？」
そう言って背中をさすってくれるけど、あの気持ち悪い手を思い出してしまう。
『ごめん…なさい…』
川��「ごめん、やだった？辞めるね」
それからしばらく、川��くんはただ私の隣にいてくれた。
ボロボロに泣いている私に何も聞かずに黙って。
川��「ごめん、服着てなかったね。俺、出るわ」
そう言って体育倉庫を出る。
本当は怖くてこの中に1人でいたくない。
だけど、着替えを見られるわけにもいかないから。
着替えようとした。
泣いてばっかで寒いこと忘れてた。
内村「皇輝く〜〜ん！！探したんだよ！こんなところに！」
颯太？
川��「あ、うっちー。ごめん」
内村「何してるの？こんなところで」
川��「まあ色々」
内村「でも何で体育倉庫の前にいるの？中入んないの？」
川��「あっ！ちょっと、」
ガラガラ…
開けられた扉。
内村「なんで、A…」
着替えようとしてたから。
ブラウスのボタンは開いたままでリボンはついていない。
良からぬことがあったことは一目瞭然だった。
内村「どういうこと？皇輝くん？ねえ、」
川��「…」
頭を抱えて何も言わない川��くん。
俯くことしかできない私。
最悪だ。
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たぬら - 更新楽しみにしてます！！！ (2021年1月8日 13時) (
レス) id: 0545fdce9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - 切なくて泣いちゃいました。。。。更新楽しみにしてます！ (2020年12月31日 5時) (レス) id: 1584070ca6 (このIDを非表示/違反報告)
すず - とてもお話面白いです！更新楽しみにしています！！ (2020年12月28日 12時) (レス) id: 9ade0148b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんりん | 作成日時：2020年12月2日 15時
