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高橋「やっぱ、辞めた。どうせ内村ともしてるんだし」
『え？』
高橋「内村とはヤった？」
颯太は私にキスやハグはしてきたけどその先はしてこなかった。
『してないよ』
高橋「じゃあ、俺がハジメテもらうから」
『…』
高橋「無言は肯定だよ？」
抵抗しても男の人の力に敵うわけがない。
掴まれている手首を離そうとするのに全く動かない。
私は今からこの人に抱かれるんだ。
しかも体育倉庫で。
好きでもない人にハジメテを奪われる。
好きな人と、颯太とが良かったな。
自分から別れを告げたくせに未練タラタラでバカみたい。
こんな奴相手に泣いたら負けだ。
そう思って唇を噛み締めた。
冬服になったばかりの制服。
肌寒くなってきた時期だから脱がされると少し寒い。
ブレザーもカーディガンも脱がされてリボンに手をかける。
ボタンが1つ2つ…と外される。
やっぱり怖い、そう思いながらも進む手は止まらなくて。
とうとうブラに手をかけられて触れられた。
気持ち良くなんかない。気持ち悪くて吐きそうだ。
怖い怖い、助けて…颯太。
川��「何やってるの？」
高橋「なんでお前？」
川��「大丈夫？竹内さん泣いてるけど」
ああ、私は泣いているんだ。
そんなことにも気が付かなかった。
川��「とにかく！お前がやってることは最低だよ」
高橋「A、覚えておいてね」
この言葉と舌打ちを残して体育倉庫を出る。
助けてくれたのは颯太じゃなくて颯太の友達。
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たぬら - 更新楽しみにしてます！！！ (2021年1月8日 13時) (
レス) id: 0545fdce9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - 切なくて泣いちゃいました。。。。更新楽しみにしてます！ (2020年12月31日 5時) (レス) id: 1584070ca6 (このIDを非表示/違反報告)
すず - とてもお話面白いです！更新楽しみにしています！！ (2020年12月28日 12時) (レス) id: 9ade0148b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんりん | 作成日時：2020年12月2日 15時
