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『ヘイガイズアァユゥレディ？！？！色々やってきましたが！結局コレだぜガチンコ勝負！！』
レクリエーションを終え、とうとう最終種目のトーナメントが幕を開けた。
『頼れるのは己のみ！ヒーローじゃなくてもそんな場面ばっかりだ！わかるよな！！心·技·体に知恵知識！総動員して駆け上がれ！！』
プレゼントマイクの実況高らかに、観客席のボルテージは最高潮に上がる。そんな盛り上がりを横目に、レク中にひと休みしたAは、指定の待機場所の扉をくぐった。すると待ってましたとばかりに、お茶子が手招きしてくる。
「A〜ちゃんっ！横おいで！」
「ありがとうお茶子ちゃん」
ぽすぽす、と隣の椅子を叩くお茶子と、「よく休めたかい？」と気さくに笑う飯田の間。すとんと座れば、グラウンドがよく見える。最前列を取ってくれていた2人には感謝だ。
『一回戦！成績の割になんだその顔！ヒーロー科緑谷出久！！
バーーサス！！』
「この実況大丈夫なのかしら」
「マイク先生やなかったら炎上モンやね」
『ごめんまだ目立つ活躍なし！普通科心操人使！！』
なかなかに失礼ともとれるマイクの実況に合わせて、スタジアムに上がった2つの人影。緊張を顔いっぱいに滲み出す出久の前で、ジッと彼を見据える心操の心境は、その表情からじゃ図りかねない。
いつか拳を交えるかもしれない。自分以外の試合もきっちり見ておかねば、と熟視していると、隣に座る飯田が声をかけてきた
「この試合、青柳くんはどう見る？」
「あっちの心操って子に何ができるか分からないけど……見たところ五分五分ね」
「む、五分か」
「ズバリその心は？」
「目立ってないとはいえ、普通科からヒーロー科を蹴落として上がってきた実力はなかなかだと見ていいわ。尾白くんたちが言ってたのも気になるしね。新芽くんもまだまだ未熟だし…」
どっちが勝ってもおかしくない、と見解を述べれば、納得したようにお茶子がコクコク頷いた。
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まめこ。(プロフ) - 蓬生 綾さん» (°д° )!!今確認してきましたがその通りですね…！すぐ訂正しますね！報告ありがとうございます！ (6月2日 22時) (
レス) id: e800b36b66 (このIDを非表示/違反報告)
蓬生 綾(プロフ) - 凄く面白いです！更新頑張ってください~！ページ7のマイク先生の轟くん紹介台詞ですが夢主ちゃんが2位だったので正しくは3位•１位ではないでしょうか、、？ご報告失礼します。 (2023年2月12日 1時) (レス) @page7 id: 78f3750f7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ。
| 作成日時：2023年2月7日 11時
