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「ようやく終了ね！それじゃあ結果をご覧なさい！」
全員がゴールし終えると、少しのインターバルを挟み、前に立ったミッドナイトがスクリーンを示した。
画面には、1位緑谷、2位青柳、3位轟……といった具合に、障害物競走での順位が表示されている。改めて2位という現実を突きつけられ、Aは少し悔しく思った。
「予選通過は上位42名！残念ながら落ちちゃった人も安心なさい！まだ見せ場は用意されてるわ！そして次からいよいよ本戦よ！ここからは取材陣も白熱してくるよ！キバりなさい！！」
さぁ、予選という名の腕鳴らしはここまでだ。ここで如何に自分をアピールできる種目が選ばれるかが、実は重要だったりする。スクリーンに映された種目名が、ルーレットのようにグルグルと回り出す。その場の全員が唾を飲んだ。
「さーて第2種目よ！私はもう知ってるけど〜〜！何かしら？！言ってるそばから……─────コレよ！！」
バン！と盛大に発表された第2種目は。
「騎馬戦……！」
騎馬戦なら小･中学生時代の運動会で何度か経験したことはあるけれど。この競技は数人で騎馬を組んで戦うチーム戦だ。個人競技がよかったなあと、Aは少し顔色を曇らせた。
「参加者は2〜4人のチームを自由に組んで騎馬を作ってもらうわ！
基本は普通の騎馬戦と同じルールだけどひとつ違うのが……先程の結果に従い、各自にポイントが振り当てられること！」
予選での結果がそのまま第2種目に引き継がれてくる。要するに、
「組み合わせによって騎馬のポイントが違ってくると！」
「あんたら私が喋ってんのにすぐ言うね！」
生徒に先を越され、ミッドナイトが鞭を振り回した。
ポイントを他チームから奪うもよし、最初から高得点の者どうしで組むのもよし。チームメイトはよく考えて選ばないといけない。与えられるポイントは下位から5ポイントずつ上がるらしく、そして、1位の出久に振り当てられるポイントは、
「…………1000万 ! !」
ミッドナイトが高らかに宣言すると同時に、その場の視線が一気に出久へと降り注ぐ。
「上位の奴ほど狙われちゃう……────下克上サバイバルよ！」
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まめこ。(プロフ) - 小川優さん» コメントありがとうございます！ほんとデクくん可愛いですよね……！こんな弟いたら確実にブラコンです^^ (2022年6月3日 19時) (
レス) id: c383897a04 (このIDを非表示/違反報告)
小川優(プロフ) - デク可愛いなあ、、確か弟属性だ、、可愛い、、、 (2022年6月3日 17時) (レス) @page21 id: 43275f8478 (このIDを非表示/違反報告)
まめこ。(プロフ) - 小川優さん» コメントありがとうございます！青柳ちゃんは心も喧嘩も最強だと思っております笑笑 (2022年6月2日 22時) (レス) id: c383897a04 (このIDを非表示/違反報告)
小川優(プロフ) - めっちゃ面白かったです!青柳ちゃん強し笑 (2022年5月31日 23時) (レス) @page17 id: 43275f8478 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ。
| 作成日時：2022年4月12日 22時
