＿#09 ページ10
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翌日の昼休み。
ご飯を食べ終わって、図書室でも行く？なんて話しながら樺子と歩いていると、何やら騒ぎ声が聞こえてきた。
｢確かにあの時僕らは負けた。だけどさ、よく考えてみなよ！確実に実績を積んで成長している僕たちと、悪目立ちばかりでピンチにしか力を発揮できない君たちのどっちが優れてると思う？そんなの馬鹿でも分かるよね！ねェ！それとも脳筋な君たちには理解し難かったかい、えェそうなのかい？！｣
その騒ぎの中心いたのは金髪の男の子。
周りには、そんな彼にドン引きするような5人組と、男の子を必死で抑えようとする4人組。いやほんと何してんの。
｢ヒーロー科じゃん｣
樺子がぽつりと零す。確かによく見ると、制服のボタンが首側に1つ。ほんとだ、ヒーロー科だ。
そして5人組の方は多分A組の人。体育祭で活躍してるのを見たことがあった。確か緑谷さんと轟さんと飯田さん麗日さんと蛙吹さん。だったと思う。
(あれ、回原くんだ)
よくよく見てみると、4人組側にも知り合いがいた。
ギーギー五月蝿い金髪の男の子を羽交い締めにしている黒髪男子は間違いなく回原くん。金髪の人が一方的にA組に喧嘩売ってるように見えるんだけど、一体何事だろうか。
｢だーッ！もう分かった、分かったから黙れお前は！
オイ！誰か拳藤呼んでこい！｣
｢さっき昼飯食い終わって教室戻ってったぞ！｣
｢なんで肝心な時に居ねえんだよチキショー、もう何でもいいわ、角材！殴れるモン！｣
｢そんな急にねえよ！｣
ちょっとした好奇心が働いて、会話に耳を傾けてみたらとんでもなく恐ろしいことが聞こえた。角材なんて持ってきてどうするのよ。まさかあの金髪男子を殴って黙らせるなんてことしないよね。
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椛 - 完結おめでとうございます！！この作品を見つけた時すごく嬉しくて、終始ニタニタしながら読んでました(笑)大好きです！！ (2021年12月28日 19時) (
レス) @page34 id: 3a2e900138 (このIDを非表示/違反報告)
まめこ。(プロフ) - 鳴さん» コメントありがとうございます^^*回原くんカッコイイしもっと活躍して欲しいですねぇ (2021年7月14日 11時) (レス) id: 4740a5bcfa (このIDを非表示/違反報告)
鳴 - 回原君、イケメンですよね！もっと、原作に出てほしいです！ (2021年7月13日 20時) (レス) id: ca5ded00fc (このIDを非表示/違反報告)
まめこ。(プロフ) - 本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好きさん» ありがとうございますー^^*ほんとイケメンですよね回原くん！！ (2021年5月20日 8時) (レス) id: 4740a5bcfa (このIDを非表示/違反報告)
本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好き(プロフ) - 実は最近、回原くんのこと気になってたのでこの小説を見つけられてとても嬉しいですぅぅぅぅ本当にイケメンっっっっっ(ただの面食い)これからも楽しみにしています(*ﾟ∀ﾟ*) (2021年5月16日 16時) (レス) id: f760c82735 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ。
| 作成日時：2021年3月11日 9時
