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私は、拾われてから12年間。雄英高校の先生達に育てられた。
そんな私は、今日から雄英高校の1年生となる。
『相澤。今日から私は貴方の生徒になるの？』
相澤「あぁ。そうだ。後、これからは相澤�狎萓賢瓩世�らな。」
『分かった。じゃあ、教室行ってくる。』
○＊○＊○＊
他人と話すのは久々だ…。
『はぁー。(怖い…。)』
??「教室入らないの？」
『え？』
??「あ！驚かしちゃってごめんね！私、麗日お茶子って言うの！よろしくね！」
『私は…A。よろしく。』
麗日「Aちゃん?!入試を特待で受かった?!」
『う､うん…。』
麗日「えー！凄いよー！」
『教室入ろっか。』
麗日「そうだね！これからよろしくね！」
『うん。』
『(はぁー。苗字聞かれなくて良かった…。)』
○＊○＊
相澤「担任の相澤だ。よろしくね。」
『(なんかするらしいけどなんだろ…。)』
相澤「じゃ、体操服きてグラウンドに集合しろ。」
「「「はーい！」」」
○＊○＊
相澤「今から、個性把握テストをしてもらう。」
飯田「先生！個性把握テストとはなんでしょうか！」
相澤「個性を使った体力測定だ。じゃあ、爆豪。
個性使ってこのボールを投げてみろ。」
爆豪「ん。ﾌｩｰ。死ねぇぇぇぇぇぇぇ!!」
『(なかなかだな…。)』
相澤「こんな感じで個性を使ってやって貰う。ちなみに、最下位は除籍処分だ。」
「「「えー！」」」
相澤「((ｺｿｯ))A。苗字はなんにする。」
『…。霜咲にする…。』
相澤「母親の姓か。分かった。」
○＊○＊
麗日「Aちゃん！すごいね！今のところ全部1位だよ！」
『ねぇ、お茶子ちゃん。』
麗日「ん？どうしたの？」
『霜咲Aってどうかな？』
麗日「あ！Aちゃんの名前？いいと思う！」
『そっか。』
麗日「Aちゃん！クラスで1番強いの誰だと思う？」
『え…強い人…？』
麗日「私は、轟君か爆豪君かな〜！」
『私は…緑谷、かな。』
麗日「え！デク君!!」
『うん。いつかいいライバルになりそう。』
麗日「そうなんだ〜！」
○＊○＊
相澤「結果はこれだ。」
ｳｨｰﾝ
麗日「Aちゃん、1位?!」
『(緑谷…。まだ使えてない…。)』
相澤「ちなみに、除籍処分は嘘だ。」
緑谷「よ、よかった…。」
『緑谷。』
緑谷「どうしたの？」
『指、気をつけて。きっといつか慣れるから。』
緑谷「あ、ありがとう…。」
『じゃあ、またね。』
緑谷「う、うん。」
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作者名：サクラサク | 作成日時：2020年4月29日 16時
