霖の唯一の契約者

7話　クロスローズバトル ページ8

今日はクロスローズバトル私と千代は警備隊として見張りをしている

「「「わぁぁぁぁ」」」

雪「さて…と怪我も治ったしぱーっと暴れるかな」

「クロスローズバトル第7回戦！なんと ここで篝月家が…!!雪選手が緊急参戦だーっ！」

(…もう勝敗は決まったようなものね)

ガリッ 雪は自分の手を噛み血をだした

「何…？」

「いいから黙って よく見とけ！」

ボタタッ 血を地面に垂らした後 パキバキ血が固まり剣になった

「すげぇ…!!」

「さぁ これより試合開始です！」

「「「うおおおおぉ」」」

(…ヴァンパイアの中でも篝月家が名家と呼ばれる所以 自分の血液すら自在に操る能力…初めて見たな)

千(並のヴァンパイアは…せいぜい体の表面細胞を成長硬化させられるだけ…勝敗は見えてるわね)

「うらあぁ」ヴァンパイアが攻撃しているが雪はそれを軽くかわしている

雪「うーん 好きが多すぎるよお兄さん」

雪はヴァンパイアの攻撃を良け懐に入り込み…

「ぎゃっ…」

千(身体能力も並のヴァンパイアは足元にも及ばない)

「あ…」 薔薇だけを斬って勝利した

「なんと薔薇だけを…！ 篝月 雪選手の勝利ーっ!!
美しい剣技でした!!」

？「ハァ…雪くんてかっこいい…」

千代の隣の女の子が呟いた

『!?』

？「あなたもそう思わない？美崎千代さん」

千(…誰？)

「うわっ！姫だ！」「姫小路さん…！」

(…姫小路寧々 たしか貴士先輩が何か言ってたような…)

「ミスコン3連覇ってすげーよな〜」

「いいにおい…」

「バトル見に来たのかな」

(うるせぇ…)←

ささっ 周りが騒ぎだしカーテンの裏に隠れた

姫「あの…あたし美崎さんとお話したくて…」

千「今は警備中なので後にしてください」

姫「ゆかりちゃんと智生くん無事でよかったね」

姫小路の話を聞いた瞬間千代が腕を掴み出した

ガシ 姫「ひゃっ」

千「何それ…あんた まさか あの件に何か絡んで…！」

姫「いたい…証拠もないのに乱暴しないで…」

姫小路の言葉に頭が来た千代が頭にきた瞬間

チリッ『!!』

『千代!!』

千「？…!!」

ばっ 何十人もの殺気が千代とAに刺さっていた

(殺気…しかも何十人も…)

姫「あたしを傷つけたらみんなが何するかわかんないよ？ こないだみたいなこと…無差別にやっちゃったりして」

千(こいつ…!!)

千代は姫小路に苛立ちを立てていたそれはアーティクル・ブラッドを通じて雪にまで届いていたが

雪「…？」

雪はわからなかった

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