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特攻服の仕立て ページ39

お守りも買い終わり…


みんなで階段の方へと向かっていると、
ドラケンが突然話し始めた…





ドラケン「チーム作ったのはいいけど、
特攻服が無ぇのはダセェよな…」





そう放たれた言葉を聞き、
全員が足を止めた…





パー「確かに…」



場「チームっつーからには まとまりは大事だよな…」



マイキー「そんな悩むこと?

オレらもカッケェ特攻服を作りゃいいじゃん!」



一「良いねぇ〜!作ろーぜ」





みんなはマイキーの放った言葉を聞いて
盛り上がりを見せる…





マイキー「…っつーわけで…

オレらの特攻服作り…頼むぞ、A!」



貴『 はぁ!!?

ちょっと待て!!何で私なんだよ!?』



マイキー「なんでって…お前、裁縫得意じゃん?
ササッと作れんじゃねーの?」



貴『そんな簡単げに言うな!!

材料の調達から仕上げまで、
どんだけ時間掛かると思ってんだ!!』





マイキーの言葉を聞いた私は思わず声を荒らげた…





マイキー「でも、Aなら何とかなるだろ?」



貴『なるワケないだろ!

どんな感じにするか
デザインも考えねーといけねぇのに!!

マジでふざけんな!!!』



マイキー「Aならカッケェの作れるって!

…な?だから頼むよ」





自身の顔の前で
手を合わせながら頼んでくるマイキー…





貴『 (…つーか、
マイキー(こいつ)絶対私の話し聞いてねーだろ…) 』





そんな事を思っていると、
隆が近くに来て話し始めた…





三「マイキー…

特攻服が無ぇのは確かにダセェけどさ、
Aに一人でやれってのは流石に可哀想だ…」



マイキー「そうか?

…つーか、服を作んのってそんな大変なの?」



三「スゲェ大変だよ。
1着作るのにも時間が掛かんのに、人数分なら尚更。

みんなそれぞれ体格とかも違ぇしな…

…それに、オレらは成長期の真っ只中だから、
その事も計算して採寸しなきゃなんねぇ…」



ドラケン「へぇー…結構大変なんだな」



貴『さっきからそー言ってるだろ!!』





声を荒らげていると、隆は ポンッ と
私の肩に手を置きながら再び話し始めた…





三「A、オレも特攻服作んの手伝うわ」



貴『えっ?いいのか?

(…つーか、作るって一言も言ってねーのに
私が作んのは決定なんかい…) 』



三「おう!」





隆は私に向かって ニコッ と微笑んだ…

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シーナ(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます(*^^*)そう言って頂けて光栄です"(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧︎これからも精一杯頑張りますので、よろしくお願いしますm(_ _)m (2022年1月20日 22時) (レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 1話1話の内容が読み応え(濃くて)があって、読んでいると時間を忘れる作品でした!更新頑張ってください(ケラッ (2022年1月19日 21時) (レス) @page47 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゼニガメ | 作成日時:2021年10月11日 3時

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