轟く “ 異名 ” ページ16
“ 六丁目 ” から “ 二丁目 ” に
引っ越してから早２年……
小学５年になった私は、
引っ越す前と変わること無く…
今もマイキーとつるんで
喧嘩三昧の日々を送っている……
そんなある日…
ﾏｲｷｰ「はぁ…暇だな」
貴『いつも喧嘩ばっかしてるもんな〜
…ま、たまにはいいんじゃね？
喧嘩しない日があってもさ』
そんな会話をしながら、
私たちは何の目的もなくプラプラと歩く…
ﾏｲｷｰ「そうかもしんねぇけど、
暇なもんは暇なんだよ」
貴『…じゃあ〜、
“ いつもの場所 ” に行ってパフェでも食うか？』
ﾏｲｷｰ「食う！！」
貴『ヤレヤレ…』( -ㅂ-)ﾊｧ…
…たまに思う。
マイキーは本当に私の一個上なのかと…
凄いカリスマ性の持ち主だし、喧嘩も強ぇ…
そんなマイキーを尊敬してるし、憧れてる。
だけど…
普段はビックリするほどお子様…
…まぁ〜機嫌悪くなっても、
好きなもん与えときゃ機嫌良くなるから楽だけどさ…
そんな事を思いながら…
口に入れてた棒付きキャンディーをコロッと転がし、
“ いつもの場所 ” に向かうため、私たちは歩き出した…
…その道中、
すごい怪我をした奴らが
私たちのいる方へと歩いてきた…
「…くそっ… “ アイツら ” 鬼だ！
何もしてねぇのに
いきなり殴りかかってきやがって！！」
「しょうがねぇよ… “ アイツら ” って、
この
オレらの常識なんか通用しねぇよ…
殺されなかっただけマシだ…」
そう言いながら、
ソイツらは私たちの横を通り過ぎて行く…
貴『…ここらを彷徨いてる “ 暴走族 ” …ねぇ。
どんな奴らなんだろ…』
ﾏｲｷｰ「……。A」
貴『ん？』
ﾏｲｷｰ「 “ その連中 ” …ぶっ飛ばしに行こうよ」ﾆｺｯ
貴『…は？』
ニッコニコの笑顔でそう告げられ、
私は思わずマヌケな声を出してしまった…
貴『…いや、まぁ〜…
ぶっ飛ばしに行くのは構わねぇけどさ…
“ いつもの場所 ” には行かねぇの？』
ﾏｲｷｰ「 “ その連中 ” をぶっ飛ばしてから行く。
…だって、パフェ食いてぇもん！！」
貴『…分かった分かった。
…ま、暇つぶしもできる事だし…
“ 連中 ” をぶっ飛ばしてから行こうな？』
ﾏｲｷｰ「おう！」
さっきの奴らが話していた “ 暴走族 ” を探すため、
私たちは再び歩き出した…
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シーナ(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます(*^^*)そう言って頂けて光栄です"(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧︎これからも精一杯頑張りますので、よろしくお願いしますm(_ _)m (2022年1月20日 22時) (
レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 1話1話の内容が読み応え(濃くて)があって、読んでいると時間を忘れる作品でした！更新頑張ってください（ｹﾗｯ (2022年1月19日 21時) (レス) @page47 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゼニガメ | 作成日時：2021年10月11日 3時
