片付けと引っ越し ページ14
父さんの葬式が済んでから
数週間が経った…
…今、
私と母さんは家の整理を行っている…
父さんが死んで、
母さんは仕事を増やさなきゃならなくなり…
今住んでいる “ 渋谷区六丁目 ” のこの地域では、
車を持たない母さんが働くには不便らしく…
働きやすい環境の “ 渋谷区二丁目 ” へと
引っ越す事が決まったのだ…
「今日で家も片付きそうね！」
貴『そーだね』
「片付けが終わったら、
ご近所さんと松野さん家に挨拶に行きましょ！」
貴『うん』
その後もあれやこれやと整理していき、
ようやく片付けが終わった…
「さて、挨拶に行こうか」
母さんの言葉に頷いて答え…
二人して次々と
近所の人達に引越しの挨拶を済ませていく…
…そして、
親子共々長い付き合いになる、
千冬の家へとやって来た…
「突然来てしまったけれど、
松野さん…いらっしゃるかしら？」
貴『いるんじゃねぇの？
千冬の部屋の窓が空いてたし…』
「それならいいんだけど…」
母さんは少し不安そうに、
千冬の家のインターホンを鳴らした…
…すると、
ガチャっと玄関が開き…
中から千冬の母さんが出てきた…
「あら、こんにちは！
２人揃ってどうかしたんですか？」
「実はこの度…
“ 二丁目 ” の方に引っ越す事が決まって…
その挨拶に来ました」
「まぁ！引っ越されるんですか！？
寂しくなりますね〜…」
貴『おばさん、千冬いる？』
「えぇ、いるわよ！ちょっと待ってて！
すぐ呼んでくるから」
そう言って、
おばさんは中に入っていった…
それから数分後…
おばさんと一緒に千冬も出てきた…
貴『…よっ。
ちょっと付き合えよ、千冬』
千「あぁ…いいぜ」
貴『母さん、
向こうで千冬と話してくるわ…』
「えぇ、分かったわ！行ってらっしゃい」
母さんの返答を聞くと、
私は千冬と共に団地の前にある公園へと向かった……
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シーナ(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます(*^^*)そう言って頂けて光栄です"(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧︎これからも精一杯頑張りますので、よろしくお願いしますm(_ _)m (2022年1月20日 22時) (
レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 1話1話の内容が読み応え(濃くて)があって、読んでいると時間を忘れる作品でした！更新頑張ってください（ｹﾗｯ (2022年1月19日 21時) (レス) @page47 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゼニガメ | 作成日時：2021年10月11日 3時
