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〜マイキーside〜
…『人はそう簡単に死ぬもんなのか』…
そう問うてきたAの目に光は無く…
今まで見た事もないほど、
酷く冷たい表情をしていた…
そんなAを見ながら…
オレとシンイチローは、
ポツリと呟くAの話を静かに聞く…
貴『…病院で父さんが死んだって聞いた時、
《 何を縁起でもねぇ事言ってんだ 》って思った…』
真「……。」
貴『…けど、実際に見た時…
父さんは目を開けてくれなくて…体も冷たくて…
《 ホントに死んだんだ 》…って理解した。
…でも、不思議と “ 悲しい ” って思わなかった…』
…そりゃ、“ 死んだ ” って分かったら
色々と混乱もするだろう…
感情が…心がついていかないのは仕方ねぇ事だ…
貴『…だけど、
心にぽっかり穴が空いた感じになって…
その穴の空いた場所から
【“ どす黒いナニカ ”】 がどんどん溢れてきてさ…
…どうしようもないほどに、
《 父さんを殺した奴を殺したい 》って思った…』
２人「っ！？」
貴『…今でもそう思ってる。
…なぁ、少年院に行ったらさ…
“ そいつ ” に会えるかな？
…もし会えたら、
父さんを殺ったのと同じ目に合わせてやる…』
今まで感じたことも無い喪失感からか、
Aは冷静に物事を考える事ができなくなっていた…
憎しみや怒りで支配された感情をコントロールできないのか、凄まじいほどの鋭い殺気を放ち…
オレたちを威嚇するA…
流石にまずいと思ったのか、
シンイチローはAの両肩をガシッと掴むと…
そのままAに話しかけた…
真「バカヤロウ！
そんな事して何になるんだよ！！
叔父さんが殺されて悲しいのも…
殺した奴がスゲェ憎くて、
ぶっ殺してやりたいって気持ちも分かる！！」
貴『…だったら離せよ』ｷﾞﾛｯ
真「ダメだ！
そんな事したって、
叔父さんは喜んじゃくれねぇぞ！？」
シンイチローの言葉を聞いても全く動じず、
掴まれている腕を振り払おうと踠くA…
真「( …引く気配がねぇな…。
このままだとAは…早く正気に戻さねぇと！ )」
何かを決心したのか…
シンイチローは右手を振り上げると、
そのままAの頬を パンッ と叩いた……
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シーナ(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます(*^^*)そう言って頂けて光栄です"(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧︎これからも精一杯頑張りますので、よろしくお願いしますm(_ _)m (2022年1月20日 22時) (
レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 1話1話の内容が読み応え(濃くて)があって、読んでいると時間を忘れる作品でした！更新頑張ってください（ｹﾗｯ (2022年1月19日 21時) (レス) @page47 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゼニガメ | 作成日時：2021年10月11日 3時
