マンジローの妹？ ページ2
今日も私は…
父さんと一緒に
じいちゃん家へと向かう…
「A〜、お前まだ４歳なのにさ…
結構強くなったよなぁ」
貴『そりゃ、空手始めてだいぶ経つし…
それに、
毎回毎回マンジローの相手をしてたら強くもなる…』
「万次郎か…スゲェよなアイツ。
…けどよ、
万次郎の相手を務められるAもスゲェぞ？」
貴『私らの組手を見るとさ、
道場の奴らはスゲェ顔で引いてんだ…
約１名を除いて…』
何故こんな話をしているのかと言うと、
じいちゃんは【佐野道場】の師範をしていて…
数ヶ月前に私とイトコで１個上のマンジローは、
じいちゃんに半強制的に道場へ入門させられたから…
「約１名を除いて？真一郎の事か？」
貴『違う。
マンジローの幼なじみの “ ケースケ ” って奴。
シンイチローはあんまり道場に顔出さねぇよ。
じいちゃんがうるせぇから…』
「真一郎は相変わらずだな…(^^;)
ケースケくん…ね。後でどの子か教えてくれ」
貴『うん。
スッゲェ馬鹿でマンジローにも私にも勝てねぇような奴だけど、なかなか面白ぇ奴だよ』
「へぇー、そりゃ楽しみだな」
昔は悪さばかりしてたらしい父さんも今は警察官…
仕事が忙しくてなかなか構ってくれねぇけど…
今回のような何気ない会話は、
じいちゃん家に向かっている時のお約束…
私はそんな何気ない一時が好きだ…
「よし、着いたぞ！」
父さんに言われて車から下りると、
道場の方からじいちゃんのクソデケェ声が聞こえた…
爺「オマエらは今日から兄妹だ！！！」
「何だ？」
父さんと一緒に道場の方へと足を進め、
道場の中へ入るために扉を開けた…
…すると、
中にいたじいちゃんとシンイチロー…
マンジローと見知らぬ女の子が一斉に顔を向けた…
「親父…外にまで声聞こえてんぞ？
もっと声量を考えろって。近所迷惑だから…」
爺「やかましいわ！
文句のある奴ァ、ワシが成敗してくれる！！」
「そーなったら、
警官としてオレが親父を止めっかんな？」
父さんとじいちゃんが何やら言い合いをしていたが、
私は気にする事無くマンジロー達の所へと向かった…
貴『シンイチロー！
相変わらず変な頭してんな』
真「この頭のカッコ良さ、
お子様のお前らには分かんねぇよ！」
貴『フーン…
…ま、どーでもいいや。
ところでマンジロー…そいつ誰？』
万「妹？…らしい」
…えっ、初耳なんだけど……
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シーナ(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます(*^^*)そう言って頂けて光栄です"(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧︎これからも精一杯頑張りますので、よろしくお願いしますm(_ _)m (2022年1月20日 22時) (
レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 1話1話の内容が読み応え(濃くて)があって、読んでいると時間を忘れる作品でした！更新頑張ってください（ｹﾗｯ (2022年1月19日 21時) (レス) @page47 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゼニガメ | 作成日時：2021年10月11日 3時
