第９話 ページ10
〜ハクside〜
嬉しそうにしているテヨンを見て
その場にいるみんなで微笑んでいると…
近くでガサっと音がした…
貴『ハク！！』
ﾍﾝﾃﾞ「イテテ…」
ﾊｸ「A！！…とヘンデ！！」
ﾍﾝﾃﾞ「俺はおまけなの…？」
ﾑﾝﾄﾞｸ「お前達、その傷はどーした…」
貴『あ…じっちゃん！戻ってたんだ…お帰りー』
上流で何かあったのだろう…
ボロボロのヘンデをAが支えていた…
ﾊｸ「上流で何があった！？」
ﾍﾝﾃﾞ「いやはや…ちょっと失敗しちゃった…」
貴『何が失敗しちゃった…だよ！！
武器も持ってないのに突っ込んでいったくせに！！』
ﾑﾝﾄﾞｸ「どう言う事じゃ？」
ﾍﾝﾃﾞ「上流に行ったらびっくり…火の部族の奴らが
川を塞き止めてたのさ！」
貴『私が着いた時に、ヘンデが武装した奴らに喧嘩
売ったんだよ…で、ボコボコにされてたから助けた』
…火の部族だと…？何で奴らが川を…？
ｱﾔﾒ「…って、よく見たらAも怪我してるじゃない！？頬が腫れてるよ！」
貴『ん？…あぁ、ヘンデを助ける時に火の部族の奴らに回し蹴りを喰らわしてやったら殴られた…』
ﾃｳ「火の部族の奴ら…何してくれちゃってんだ？
川もだが…ウチのAを傷つけてくれちゃって…」
ﾉﾌﾞ「俺らと戦争でもやんのか！？風の部族を
ナメてっと…雷獣とAを出すぞコラ！！」
貴『アンタら…顔怖いよ。この程度は大した事ない
…まぁ、倍返しはいずれするさ…』
そう言って、
Aは額に怒りのマークをつけて微笑む…
ﾊｸ「俺はお前の顔の方がよっぽどか怖ェーよ…」
ｻｷ「ハク様…俺に行かせて下さい！！」
サキがそう言うと…
俺の代わりにムンドクのジジィが答えた…
ﾑﾝﾄﾞｸ「…待て。火の部族に手を出してはならん」
ﾃｳ「どうして！？奴らは川を止めて、
Aに怪我させて…ヘンデを殺したんスよ！？」
貴『私を怪我させた…ってのは合ってるけど…
ヘンデは殺されてない…』
ﾍﾝﾃﾞ「うん…生きてるつもりー」
ﾑﾝﾄﾞｸ「まぁー落ち着け！川の事なら心配はいらん！
とにかくヘンデの治療を急げ」
ﾃｳ「はい！…Aはどーする？」
貴『んー…私はいいや。
ちょっと気になる事があるし…』
ﾃｳ「分かった…」
そう言って…
テウはヘンデを連れて去って行った…
ﾊｸ「本当に大丈夫なのか？」
貴『余裕！』
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シーナ(プロフ) - 蘭さん» 更新が遅くてすみません…(￣▽￣;)頑張りますので…これからもご愛読下さいませm(_ _)m (2020年6月21日 14時) (
レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続き待ってます！ (2020年6月21日 13時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゼニガメ | 作成日時：2020年6月9日 3時
