第３話 ページ4
〜Aside〜
ハクと共に目的の部屋まで歩いていると、
テウとヘンデの大きな声が聞こえた…
ﾃｳ／ﾍﾝﾃﾞ「「たぶん友達ーーッ！？」」
貴『…Σ(ﾟдﾟ)ﾋﾞｸｯ……何？』
ﾊｸ「何を騒いでやがるんだ？アイツらは…」
ﾃｳ「そんな…愛人とか恋人とかは無理にしても……」
ﾊｸ「……ﾋﾟｸｯ」
ハクは、テウのその言葉を聞いて…
次にヘンデが何を言うのか予測できたみたいで、
頬に怒りマークを付けてヅカヅカと歩み寄っていく…
ﾍﾝﾃﾞ「たぶん友達って視界にも入ってねーっス…
哀れ…ハク様超片思……ヘブッ！！」
そして…ハクは容赦なく、
太刀の柄頭でヘンデを突いて言葉を遮った…
ﾊｸ「目ん玉ほじくったろか」
貴『うわぁ〜…ハク怖っ』
ﾊｸ「別に怖くねェーだろ…」
…いやいや、十分怖いだろ…
何言ってんだこの人は…
私がそんな事を思っていると、
ハクが中にいる女の人に話しかけた…
ﾊｸ「…誰が友達だ」
ﾖﾅ「え…じゃあ従者……」
…と女の人が答える。
貴『(今…従者って言わなかった…？
…つーか、ハクがデカすぎて女の人が見えない…)』
私がそんな事を思っているうちに、
ハクはものすごい勢いで女の人の口を塞ぐ…
そして、そのままコソコソと何かを話し出した…
ﾊｸ「あんたの名は【リナ】
城の見習い女官という事になってる。
俺もここでは女官として扱う…いいな？」ﾎﾞｿｯ
ﾖﾅ「…。」ｺｸｯ
ﾊｸ「よし…いい子だ」ﾎﾞｿｯ
…そのやり取りを見ていたテウとヘンデは、
近くにいたテヨンの目元を何故か隠していた…。
それを見たハクは……
ﾊｸ「テヨンが見てマズイ事はなんもしてねーだろーがっ」
ﾃｳ「だって、何かやらしいよハク様ー」
そう言って怒りながら、テウをドカドカ蹴っていた…
やれやれ…あの２人も懲りないねー…
貴『(あ…そうだ。ハクが前に居なくなったから
やっと女の人を見る事ができる…)』
そう思い、私は中にいる女の人に目を向ける…
ﾖﾅ「…？」
……赤い…髪……
ドクンッ
貴『…っ！？』
女の人の赤い髪を見た途端…
急に私の心臓の鼓動は激しくなった…
ドクンッ…ドクンッ…
そして…
私の身体も燃えるようにどんどん熱くなっていく…
貴『ゔっ……ゔぁ……』
ﾊｸ「っ！？おい、A！！どうした！？」
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シーナ(プロフ) - 蘭さん» 更新が遅くてすみません…(￣▽￣;)頑張りますので…これからもご愛読下さいませm(_ _)m (2020年6月21日 14時) (
レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続き待ってます！ (2020年6月21日 13時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゼニガメ | 作成日時：2020年6月9日 3時
