第１６話 自分で決めた ページ17
〜ハクside〜
ジジィとAと別れた後…
俺は屋敷の近くの武器屋に来た…
明朝には出発するからな…
それまでに武器を用意しておかないと
いけなかったからだ…
ﾊｸ「あー…もっと小振りなのがいいんだよなー」
そう呟くと、
武器屋のオヤジが奥の部屋から出てきた…
「あっ！ちょ…ハク様！
何やってんの！こんな夜中にウチの商品を…」
ﾊｸ「悪ィ、オヤジ…起こしちまった」
「いや…そうじゃなくて…しかも、戸壊れてるし…」
ﾊｸ「小振りの剣と弓が欲しい」
「狩りにでも行かれるんで？」
ﾊｸ「…そうだな。
行ってくる…長旅になるかもしれないが…」
そう言った後、懐から金の入った袋を取り出し…
武器屋のオヤジに投げた…
ﾊｸ「邪魔したな」
「ハク様がお代を…！？
いつもはじっちゃんにツケとけとか言うのに…」
ﾊｸ「オヤジ…世話になったな。長生きしろよ…」
そう言って…俺はその場を後にした…
〜ヨナside〜
「ヘンデが帰って来たぞ〜！！」
その声に…私は飛び起きた…
そして…テヨンの元へと急いで向かった…
部屋に着くとそこには、
すでに色んな人が来ていた…
ハクは居なかったけど、ハクの妹も来ていた…
貴『ゆっくり飲みなよ』
ﾃﾖﾝ「うん…」
テヨンはハクの妹から渡された薬を
ゆっくりと飲んでいた…
ﾖﾅ「テヨン、大丈夫？」
ﾃｳ「神業的速さだな…ヘンデ」
ﾍﾝﾃﾞ「ヘンデにおまかせー」
ｻｷ「…けど、ヘロヘロだな…」
ﾖﾅ「苦しくない？欲しいものある？」
私がそう聞くと、
テヨンはニコッと笑って答えた…
ﾃﾖﾝ「ありがと！俺…元気だよ」ﾆｺｯ
テヨンの癒しの微笑みを見たみんなが、
次々とテヨンに抱きついていった…
ﾖﾅ「きゃあ〜〜可愛い〜〜(≧∇≦)」
ｻｷ「すりすりさせてーーっ」
ﾉﾌﾞ「抱き抱きさせてーーっ」
ﾍﾝﾃﾞ「…あぁ、可愛い……うっ」ﾊﾟﾀｯ
ﾃｳ「ヘンデ…生きろーっ」��(￣◇￣;)
テヨンの無事を確認したハクの妹が
その場から立ち上がった…
貴『さぁてと…
私は商団の見舞いに行ってこようかな』
ﾃｳ「あっ、俺も行くわ！
…ついでに、この屍を葬ってくる…」
貴『だから…ヘンデは死んでないっつーの…』
ﾍﾝﾃﾞ「生きてるつもりーー…」
そして…男の人が怪我をした人を担ぎ、
ハクの妹と一緒に部屋を出ていった…
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シーナ(プロフ) - 蘭さん» 更新が遅くてすみません…(￣▽￣;)頑張りますので…これからもご愛読下さいませm(_ _)m (2020年6月21日 14時) (
レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続き待ってます！ (2020年6月21日 13時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゼニガメ | 作成日時：2020年6月9日 3時
