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貴『頭に食らっちまった衝撃で
まだ体が言うこと聞かねぇけど…

ケガ自体は大した事ねぇよ』





私がそう言うと、
マイキーは ホッ とした顔をした…





マイキー「それなら良かった…
後はオレらに任せてお前は休んでろ」



貴『あぁ、そうさせてもらうよ…』



マイキー「お前は立てるだろ?場地。

コイツら全員 (みなごろし)だ!!」





マイキーがそう言うと
圭介は ニヤッ と笑った…


そして…

二人して奴らの方へと向かったと思ったら、
一瞬でカタがついた…





貴『…終わったか』





そんな事を呟いていると、
マイキーと圭介が私の近くにやって来た…





場「A、動けそうか?」



貴『まぁ多少なら…』



マイキー「バカ!無理すんな。

ケンチン達を呼んで迎えに来てもらおう」





そう言って携帯を開いたマイキーは、
カチカチ と操作をした後に電話をし始めた…


その間に私は、
持っていたハンカチを取り出しながら圭介を呼ぶ…





貴『圭介、悪ぃんだけどさ…

このハンカチを濡らしてきてくんない?
血を拭きてぇんだ』



場「おう、任せろ!」





私の言葉に元気よく答えた圭介は、
ハンカチを受け取って水道がある所まで走っていった…





マイキー「ケンチンに連絡したら、
切り上げてすぐ向かうってさ!」



貴『りょーかい』



マイキー「…あれ?場地は?」



貴『パシッた』





私の返答に首を傾げるマイキー…

それから割とすぐに圭介が戻って来た事で、
私の言った言葉の意味を理解したらしい…



濡らしてきてくれたハンカチを私に手渡しながら、
何かに気づいた圭介が話しかけて来た…





場「…つーか、
よくよく見たら顔も少し腫れてんじゃねぇか…」



貴『え、ウソ?』



場「ウソじゃねーよ」



マイキー「…女の顔を殴るとかクズにも程がある…

アイツら全員 顔が分かんなくなるまで殴ってやろうか?」





そう言って再び殺気を放ち始めたマイキーを
圭介は羽交い締めで必死に止める…





貴『ヤられたのは私だけじゃねーけどな』





私がそう言うと、
圭介は「マイキーをその気にさせんな!!」と怒鳴った…



そうこうしてる内にドラケン達が迎えに来てくれて、
私らは一連の騒動を説明した…


話を聞いたドラケン達はそこらに転がってる
舞亜冥土(マーメイド)の奴らを足蹴にしながらキレてた…



みんなをある程度宥め終わると、
私らは地元に帰るために帰路に着いたのだった……

呼び出しと再会→←・



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りんりん - 面白いです!! 続き待ってます! (2022年8月17日 2時) (レス) @page28 id: b69c396b13 (このIDを非表示/違反報告)
シーナ(プロフ) - Sさん» コメントありがとうございますm(*_ _)m…更新が遅くてすみません(--;)細かく書きすぎて中々話が纏まらず、ホントに申し訳ないです(._."ll)…チマチマと地道に頑張りますので、これからもよろしくお願い致します(*^^*) (2022年2月17日 12時) (レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
S - 初コメ失礼します!遅いですが、続編おめでとうございます!ゼニガメさんのペースで更新頑張ってください!応援してます! (2022年2月16日 19時) (レス) @page5 id: 007d857ef0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゼニガメ | 作成日時:2022年2月3日 4時

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