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貴『( …アイツら、隆の事を見てんな…
…ったく、しょーがねぇな… )

…なぁ、隆。
さっきの私の言葉を聞いてもまだ不安か?』



三「いや、平気だよ」



貴『じゃあ、
私がお前以外の奴とギューってしたら嫌か?』



三「嫌じゃねぇよ。

お前のハッキリとした素直な気持ちを聞いたし、
オレやみんなの事をどう思ってんのかも分かったからな」





私の問いに笑顔で答える隆…

その様子から嘘や偽りではなく、
本当にそう思っている事が伺える…





貴『…だってさ。

今来ねぇならギューってしてやんねぇからな?』





私の言葉を聞き、
観念したみんなは一人ずつ近づいてくる…





貴『お前ら私よりデケェから、
全員屈めよ?』



一「何で?」



貴『何でって…
私がお前らにギューってできねぇじゃん』





私がそう言うと…

ドラケンが目の前にやって来て、
ムスッ とした表情で話しかけてきた…





ドラケン「普通は逆じゃね?」



貴『何が?』



ドラケン「男が女に抱きしめるモンだろ」





そう言って私の腕を掴んで引っ張ると、
私はドラケンのデカい胸板に顔をぶつけた…





貴『…いって!力考えろよ!』



ドラケン「あぁ…なんか分かる気ぃするわ。
確かに落ち着く」



貴『そーかい…分かってくれて何よりだ』





パッ とドラケンは私を離すと、
今度は圭介が私の前にやって来た…





貴『ほら、屈め』



場「誰が屈むかよ。オレもドラケンと同意見だ」





そう言って、
ドラケンと同様に自身の胸板に私を押し付ける圭介…





貴『だから痛てぇって!力を加減しろ!』



場「落ち着くっつーより、こうしてると暖まるな」



貴『…さすが暴走族(チーム)一の寒がり…
夏になっても暖まると来たか…』





圭介とそんなやり取りをし終えて手を離すと、
次に一虎が目の前にやって来た…





一「オレは抱きしめてもらおうかな」



貴『いーよ。ほら、屈め』



一「おう」





屈んだ一虎の頭に手を添え、
優しく抱きしめながら軽く頭を撫でる…





一「…なんか、コレいいな。
Aの手ぇ気持ちいいし、スゲェ落ち着く」



貴『一虎もハグの良さを知ったな』





ある程度抱きしめると、
私はそっと手を離して一虎から離れる…

するとパーちんが目の前にやって来た…

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りんりん - 面白いです!! 続き待ってます! (2022年8月17日 2時) (レス) @page28 id: b69c396b13 (このIDを非表示/違反報告)
シーナ(プロフ) - Sさん» コメントありがとうございますm(*_ _)m…更新が遅くてすみません(--;)細かく書きすぎて中々話が纏まらず、ホントに申し訳ないです(._."ll)…チマチマと地道に頑張りますので、これからもよろしくお願い致します(*^^*) (2022年2月17日 12時) (レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
S - 初コメ失礼します!遅いですが、続編おめでとうございます!ゼニガメさんのペースで更新頑張ってください!応援してます! (2022年2月16日 19時) (レス) @page5 id: 007d857ef0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゼニガメ | 作成日時:2022年2月3日 4時

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