えくそちゃんお話詰め合わせ２ (ページ7)

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「イーシンさん？？？」

手を引かれるがまま付いていくと居酒屋の外にいた

「ねえ」

「はい？」

そう返事をすると後ろから大きな体にだきしめられた

「今セフンが口説こうとしてた」

「えっ？セフンが？」

「Aちゃんのこと可愛いって言っていいの僕だけ」

「イーシンさん？酔ってます？」

「酔ってない」

そのまま後ろから首元に顔を埋める

「この匂いも、全部僕のものなのに」

「えっイーシンさん？？？？」

暴走するイーシンさんに戸惑いを隠せない私

「セフンが口説いてきたらどうするつもりだったの？」

「いや、そもそも口説こうとなんて」

「じゃあもしもの話」

「う、うーん考えます...」

「ダメ、Aは僕のものなの」

「え？？」

「俺以外の男から可愛いって言われちゃダメだよ」

「事態が飲み込めません...えええ、えーと...」

《俺以外に騙されるなよ》

ようはそういうこと。君は僕のものだから。

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