食べちゃうぞが冗談に聞こえません スホ ページ4
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「なんか門のとこにAさんの彼氏っていってる男性がいますよ」
後輩が焦った様子で私に報告をしてきた
窓から外を見ると学校の門の近くで手をブンブン振ってくる男性は紛れもなく私の彼氏で。
「お、あれAの変態イケメン彼氏じゃん」
「ジュンミョン先輩なぁ大学にいた時はミステリアスなイケメンだったのになぁ。」
「Aと付き合ってからただの変態になっちゃったからね〜〜」
私の友人口々に文句を言ってはため息を付く
「やめてよ」
「ほれほれ、いったいった〜今日は王子様の元に行ってきなさいよ〜」
「ごめんね〜ありがと！」
急いで帰る準備をして彼の元に走った
「ジュンミョンさん、びっくりしましたよ」
「へへ、今日早く終わって近くを通ったからね。みんなの顔みたかったのと、早くAに会いたくて...」
恥ずかしそうに頭をかく彼が少し愛おしく感じる私もきっとデレデレなんだろう
「帰りましょっか」
____
ジュンミョンさんの自宅につくと、私を見つけて仲のいいメイドさん嬉しそうな顔をして駆け寄ってきた
「A様、またお綺麗になりましたね！今日はジュンミン様とデートですか？」
「うん、まぁそんなところです」
「まぁ...素敵...美味しいお紅茶が奥様から届きましたのでお入れしてお持ちします」
「また海外にいらっしゃるんですか？」
「はい、旦那様とご旅行に行かれております」
この両親はほんっと海外いくなぁ〜金持ちはちげぇな〜などと関心をしていると
「A、今日は駅前に出来たケーキ屋さんのケーキ買ってきたから食べよ」
「ほんとですか？」
「ほんと。ほら早く来て」
すぐお屋敷の人たちと話し込んでしまう私を見かねて手を引くジュンミョンさん
部屋につくやいなや後ろからぎゅうと抱きしめてくる
「A不足だったぁ...死んじゃうかと思ったぁ」
「ジュンミョンさん、3日会えなかっただけで大袈裟ですって」
「思いっきり抱きしめさせて」
両手をガバッと広げ私を迎え入れる準備をする
「ほら、早く」
なかなか素直にいけない私に痺れを切らしたのか思い切り抱きしめてきた
「んーー、Aの匂いだ、好き」
「ど、どうも...」
まだ彼からの大きすぎる愛情に慣れない私はいつもテンションが低いと怒られてしまう
私だってジュンミョンさんが好きだ、けど恥ずかしくてこんなに表現はできない
いつも照れてばかりだ
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作者名：しいたけ | 作成日時：2017年2月6日 23時
