これが夢と言うならば (ページ1)

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「おっはよ〜」

クラスメイト「おはよ〜A。またパン食べて来てる(笑)」

「寝坊したの(笑)」

そんな会話ももうお決まりかのように交わした後、窓際の一番後ろの席に座る

ソミ「今日は何パン？」

「レーズンパン」

ソミ「うぇ〜〜不味そう」

「はあ？美味しいわ食ってみ。」

ソミ「無理無理！！(笑)」

席に座ると同時に前の席に腰をかけたのは親友のソミ
いつの間にか「おはよ〜」も交わさずに私が毎日口にくわえて来るパンから会話が始まるようになった

この会話もお決まりだ。

毎朝、パンをくわえて学校に来て席は窓際の一番後ろなんてほら、よく見る漫画の主人公のお決まり設定でしょ？

でもね、このお話の主人公は…

？「みんなおはよ〜〜！！！」

クラスメイト「「「おはよ〜ソユナ！！」」」

そう。この物語の主人公はイ・ソユン

所謂彼女が '' ヒロイン ''ってやつで、

私カン・Aは'' 脇役 ''です

彼女はとっっても美少女でみんなに優しくて誰からも好かれる人で、まさにお手本のような主人公

そんなソユンを見つめていると目が合った。

ソユン「Aとソミもおはよ！」

A ソミ「「おはよ〜」」

私たちがそう返すとニコッと微笑んで目線を外した。

笑顔まで天使なんて………

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