【鬼滅の刃】まだ題のない物語

無題 参拾捌 ページ43

貴女side






翌日、目覚めたのは私と善逸君だった。



伊之助と炭治郎君は重症で、すぐに回復することはできないという。





私の体力が戻った頃に胡蝶さんに呼び出され、単独行動の件については�犒拗隲瓩箸いΨ舛能�わった。


次に単独行動をすると罷免か場合によっては拘束らしい。




もっと重い罰が下されると思っていたけれど、上弦の鬼を倒した評価を加味してこの結果になったそう。







そんなある時、私は胡蝶さんに言った。







｢書店ですか？｣



『はい、ちょっと知りたいことがあって…』



｢分かりました。私が同行しますね。｣



『ありがとうございます、胡蝶さん。』





そういうと前を歩いている胡蝶さんが振り返り言った。




｢�爐靴里岫瓩任いい任垢茵７�苦しいのは嫌でしょう。｣


『！はい、しのぶさん』




そう呼ぶとしのぶさんはにっこり笑った。



しのぶさんに連れられ、着いたのは書店と古書店が隣接している場所だった。






｢新しい本から古い本まであるので、数が多いですが、見つかりやすいかもしれません。

どんな本を探してるんですか？｣



『えっと…母についてなんです。

雪女について御伽噺でもいいので、なにかないかと…』



｢なるほど。お母様はそれの手がかりになりそうな発言はしていましたか？｣







手がかりになりそうなこと…



そういえば、夢の中のお母様は何故か鬼舞辻無惨のことを知っていた。








『夢の中なので、嘘かもしれませんが、母は鬼舞辻無惨を知っている様でした。』



｢！それは本当ですか？夢の中で見たんですね？｣



『はい…でも何の確証も得ていないので、それを含まないとすれば手がかりはないかと…』







そういえば、お母様について私は何も知らない。



雪女は妖怪といわれているから、結構昔から生きていたのだろうか。


姿形も全く変わらずに…

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