無題 弐拾弐 ページ24
「なほちゃんは隊員じゃないです!隊服着てないでしょ!」
「じゃあいらね」
何の躊躇もなくなほちゃんを下へ投げるもんだから私もそろそろキレた。
『お言葉ですが!ここにいる私と炭治郎君達以外全て蝶屋敷の者です!
継子でないとしても、蝶屋敷を管理なさっている胡蝶さんに任務に同行させてもらう許可を頂くのが筋では!?
女の隊員が必要なら私を連れていきなさい!』
「Aさん…」
「俺たちも行く!」
炭治郎君がそういうと、デカい人の左右に善逸君と伊之助が立ちはだかった。
「確かお前…鬼の…
ふぅん…
あっそぉ、じゃあついてきて貰うおうか」
少しピリピリとした空気になったが、あっさりと許してくれた。
アオイちゃんは女の子達の元へ返され、私達は蝶屋敷の外へ出た。
「で?どこ行くんだオッさん」
「日本一色と欲に塗れたド派手な場所」
「「「『?/…』」」」
善逸君が何か察したみたいだ。
「“鬼の棲む”遊郭だよ」
そういってニヤリと笑う。
「いやホラアレだよ、わかんない?あそこ
えっわかんない!?」
善逸君が真っ赤な顔で聞いてくる。
聞いたことあるような気がするけど、どんな場所だっけ…
確か凄く行っちゃダメって有馬に言われた気がする。
『どんな場所だっけ?』
「なっAちゃんはダメ!聞いちゃダメ!てか今回着いてこない方がいい!」
「はぁ?Aは俺と行動しなきゃいけないのお前理解してんのかよ?」
「いいじゃあねぇか、派手に売られた女が成長するとこだぜ」
とまたまた怪しく笑うデカい人。
善逸君の焦り様をからかっている。
?…売られた女の人が成長する所…?
人身 売買なんてする場所…
私はその言葉でどんな所なのか思い出してしまった。
『どうしよう善逸君…分かっちゃった…』
「えぇ!?!?だだだだダメだよ理解しちゃったら今すぐ忘れて!!すぐに忘れて!嫌でしょ男の人にあんなこと」
『あーーー!!聞こえない聞こえない!!それ以上言わないで!!』
「えー何か2人だけ分かっててズルいなぁ」
「A、遊郭ってなんなんだ?」
『い、言う訳ないじゃん馬鹿ーーー!!』
大変な任務に行くことになりそうです。
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ぎるもんて(プロフ) - renaさん» ありがとうございます!!更新少々お待ちください…(*´ー`*人) (2018年10月21日 12時) (レス) id: e99104e5c7 (このIDを非表示/違反報告)
rena - 夢主ちゃんのキャラ大好きです!いのすけとても可愛いですね…更新楽しみにしてます!! (2018年10月20日 19時) (レス) id: 678aafade0 (このIDを非表示/違反報告)
ぎるもんて(プロフ) - pourhomme8さん» ありがとうございます!!!m(*_ _)m (2018年9月20日 16時) (レス) id: e99104e5c7 (このIDを非表示/違反報告)
pourhomme8(プロフ) - 伊之助が可愛すぎてキュンキュンします… (2018年9月20日 7時) (レス) id: 8fe0b8f5e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぎるもんて | 作成日時:2018年9月1日 0時