Did you remember？…7 ページ8
「……え？」
赤葦「昔に会いました？ 俺の記憶には無いのですが……」
「お、覚えてないの？ 私、明代Aだよ。赤葦君とは高校も一緒で……」
赤葦「すみませんが、記憶に無いんです。後、講義に遅れるのでもうよろしいですか？」
「え、あ、はい」
赤葦君はその後足早に去っていき私も講義室に向かって入り、席に着いた。
可笑しいことは重なり、昨日、孤爪君に貸したはずのルーズリーフが私のバインダーに挟まっている。
きっと、私が覚えてなかっただけで孤爪君は返してくれただけ。そう信じるしかなかった。
でも、私は信じれなかった。
記憶力は良い方の赤葦君が昨日まで一緒だった私を知らない。もしかして、私はみんなに忘れられた？ そういうことなの？
取り敢えず講義は受けるしか無いので静かに私は板書を取った。
集中できなかった。だってあんなことがあったから。なんで赤葦君が。赤葦君が記憶喪失かな
んかになったのかな？ だとしたら、なんで？
講義の内容は頭に入ってこないし、考えれば考えるほどこんがらかるし、私はどうしたら良いのだろう。
結局、一時間半を無駄に過ごした。
もう、わけがわからない。
他の人は覚えてるかも。覚えてるかもしれない。
そんな淡い希望を抱きながら私は廊下を歩いた。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーパーソン
澤村大地
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紫猫日和(プロフ) - くにみんもですか！！続きが凄く気になります！更新頑張ってください！応援してます！ (2016年2月1日 6時) (
レス) id: c7354fc658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白亜 飛鳥 | 作成日時：2016年1月25日 18時
