Did you remember？…33 ページ37
「ちょ、ちょっと……」
取り敢えずタオルをどけたらそこにいたのはあの四人で。
孤爪「パーティー、しよっか」
彼らが用意してくれたのであろうテーブルいっぱいの甘いもの。デザート。少しだけ飲み物。
あのお店だ。
私の記憶では孤爪君とは初めてだけれど。
赤葦「事情は、聞いた」
国見「教えちゃった、あはー」
月島「気付かなくてすみませんでした」
孤爪「楽しんで、忘れよ？ね？A」
彼らなりのやり方で彼らなりの思い遣りで。私の心を安らげようとしてる。多分、赤葦君がみんなに相談したんだろう。
自然と私には両目から温かいものが流れ出てきた。
孤爪「え、ちょ、な、えっ」
赤葦「慣れてない孤爪が凄く動揺している」
月島「今の明代さんの格好に合わないですけど、"最後の日"くらい楽しみましょう？」
月島君をはじめみんなが。
悩んでいた私がバカみたいだ。
「赤葦君、ごめんね？」
赤葦「貴方は思い出した？ 俺たちのこと」
「うんっ！ 私の大切な……」
友達。良いのかな、みんなは……。私が……。
するとその様子を見たのか隣に座っていた月島君がそっと背中に手を当ててきた。
今だけ、最後だけ、四人と友達で。最高の友達でいさせて下さい。
「私の大切な、最高の友達の存在を思い出したよ！」
普段は笑うことの少ない、正確には大げさに気持ちを表さない彼らは私が今までで一番の笑顔を私に向けてくれた。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーパーソン
澤村大地
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紫猫日和(プロフ) - くにみんもですか！！続きが凄く気になります！更新頑張ってください！応援してます！ (2016年2月1日 6時) (
レス) id: c7354fc658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白亜 飛鳥 | 作成日時：2016年1月25日 18時
