Did you remember?…31 ページ35
私はその後、思わず赤葦君を追い出してしまった。
家にいても苦しかったから。私は外に出た。
何か凄く冷たい。あぁ、雨が降っていたのか。
気づいてなかった。傘持ってきてなかったなぁ。
歩こう。寒くても歩きたい。
国見「A。なんで雨の日に?」
「ううぇっ! 国見君!」
国見「風邪ひくよ?」
「……」
国見君とはその後少し話した。
赤葦君にしちゃったことも話した。
国見「Aらし。少しだけ教えてあげればよかったのに」
「私にはそれが同じってしか考えられなくなっちゃって。赤葦君のためじゃなくて、自分のためで」
国見君は納得してたまたま濡れた時用って持ってたらしいタオルを貸してくれた。
送ってくとも言われたけれど、私は大丈夫と断った。
その後は孤爪君とも会った。猫と戯れてた。
孤爪「元気、ないね? そういえばみんな記憶戻ったって。この前月島通して聞いた」
「そう、なんだ」
孤爪「少し現実逃避するなら猫、撫でてみる? 雨降ってて毛がぺったりだけど」
「猫は、好きだよ」
孤爪「……俺も、俺も好きだよ」
その後、少し猫を撫でた。心地よさそうで確かに少し現実逃避できたかもしれない。
孤爪君が折り畳み傘貸してくれるって言ったけどすぐ帰るからと断った。
その後は取り敢えず走った。
何故かわからないけれど。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーパーソン
澤村大地
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紫猫日和(プロフ) - くにみんもですか!!続きが凄く気になります!更新頑張ってください!応援してます! (2016年2月1日 6時) (レス) id: c7354fc658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白亜 飛鳥 | 作成日時:2016年1月25日 18時