Did you remember？…30 ページ34
「へ？」
アスカ「んじゃね！Aおねーちゃん」
赤葦君には親戚と思わせるためか明代さんからAおねーちゃんと呼んでくれたアスカちゃんは本当に賢いと思う。
赤葦「……知り合い？」
「そ、そう！親戚……取り敢えず、そこにどうぞ」
お言葉に甘えて、と正座で座り、私に向き合ってきた赤葦君は何故かいつもより格好良く感じる。月島君に言われた事意識してるのかもしれない。
赤葦「……貴方、確か、何日か前、俺に話しかけてきましたよね？」
「あ、はい。確かに話しかけました」
赤葦「でも、今なら。今なら貴方の事を理解できました」
「は、はい？」
赤葦君は下を向いて言葉を進めてくる。自信がない、根拠がない、不正解しかないと悟っているような感じが私には伝わってきた。
赤葦「……A、別の次元で、俺が好きな人。何か気が付いたら頭に入っててAを見たら何故か名前が分かって」
「そ、そうですか」
赤葦「……これは、一体どんな現象が起きてるの？………………………A」
赤葦君は真剣。答えてあげるべきなんだろうけどね。もしかしたら明日、君は死ぬかもと私にはいう度胸はなかった。いや、教えたくなかった。
なら、彼にはどういうべき？
決まってる。
「赤葦君、世の中には知らない方が幸せな事もあるって、赤葦君が教えてくれたんだよ？」
赤葦「俺にはそんな理解力はないと？」
「ううん。精神の強さ。どんなに強い人でも教えないかな」
赤葦「……」
ごめんね。駄目だ。私。やっぱり……。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーパーソン
澤村大地
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紫猫日和(プロフ) - くにみんもですか！！続きが凄く気になります！更新頑張ってください！応援してます！ (2016年2月1日 6時) (
レス) id: c7354fc658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白亜 飛鳥 | 作成日時：2016年1月25日 18時
