Did you remember？…13 ページ14
「はぁ……」
私はそれからも動かずにそのベンチに座っていた。暫くして電話が掛かってきたけれど私は無視していた。でる気分では無かったから。
すると後ろから頭に手を乗っけられて驚いてビクッと肩が上がった。
恐る恐る振り返るとスマホを耳に当てていた赤葦君で少し怒っているような雰囲気を醸し出している。
「あ、かあしくん」
赤葦「元気そうでなによりだけど。休むなら連絡ぐらい欲しい」
「あ、ご、ごめん！」
赤葦「……休んで無いなら、無視しないでよ」
「うん……ごめん……」
赤葦君はその後元々月島君が座っていた席に着いて電話をきった。
赤葦「少し話がしたくて電話したんだけどさ。校門付近で見つけたから」
「うん……」
赤葦「誰かに言われたの？何か言われたの？」
「あ、えっと……そういうわけでは無いんだけどね」
赤葦「俺が、嫌い？」
「そういうことでも無いの……でも言えない」
赤葦君の怒ってる風はおさまってはいないけどその顔は悲しんでいるようにも見えた。
赤葦「それは月島に言えて俺に言えないこと？」
「しって……」
赤葦「手、引っ張られてるの見た」
「う……」
赤葦君が其処まで私の動きを確認していたなんて。それは見えるか。赤葦君も講義室出るのいっつも早いもんね。私よりもずっと。
赤葦「信じれない、かもしれないけど俺はAの話を聞きたいよ」
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーパーソン
澤村大地
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紫猫日和(プロフ) - くにみんもですか！！続きが凄く気になります！更新頑張ってください！応援してます！ (2016年2月1日 6時) (
レス) id: c7354fc658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白亜 飛鳥 | 作成日時：2016年1月25日 18時
