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警察学校には一般教養や法学、逮捕術や剣道、柔道など様々な授業がある
そして今は体力づくりのためにグラウンドを走っている



もう後半に差し掛かり、体力の無い人たちは段々とペースが落ちている



『やば…筋肉痛が酷い』



僕もそろそろペースが落ちてきそうな頃だった。斜め後ろから聞きなれた声が聞こえて少し振り返るとそこには腕を擦りながら走る君下がいた
おそらく女子の中では1番体力があるのだろうがそれにしても計り知れない底なしの体力だと思う



「さすが走り込んでるだけあるな」



『まぁね、でもそろそろやばいかも』



えへへ、と苦笑いを零す
その後ろから走ってくる萩原と松田が目に入り、視線をそっちに移すと君下も何かに気がついたかのように後ろを向いた




『あれ、萩原と松田じゃん。まだペース落ちないの?てか上げてる…?』



「陣平ちゃんが降谷ちゃんに負けたくないって聞かなくて…なぜか俺まで…いやー、にしてもほんとすごいねAちゃん…」



少し息を切らしながら君下の横に並んだ萩原。その距離が近くて少しモヤモヤする
そしてその隙に気松田がスっと横を通り抜けた



「こんなときまで…ハギに嫉妬してんじゃねーよ!…今日は俺が勝つからな!」



「別に嫉妬なんてしてない…!少し無理しているんじゃないか?息が切れてるぞ」



そう言ってまた松田を追い越す。彼がペースを上げれば僕もペースを上げる



『あーあ、また始まった…ほんと男子高校生だよね』



「ほんとほんと、ブレずに同じペースで走ってる諸伏ちゃんと班長を見習ってほしいぜ」



そんな2人の会話が遠く聞こえた

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いちのせ(プロフ) - ゆうかさん» 読んでいただきありがとうございます!お話まとまったら書こうかな〜と思います! (2月26日 23時) (レス) id: 238460b4ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - とても面白かったです!新しい作品も楽しみにしてます! (2月26日 19時) (レス) @page49 id: d38f1b774d (このIDを非表示/違反報告)
いちのせ(プロフ) - リュウさん» コメントありがとうございます!更新ゆっくりですみません>< 気長に待っていてください、、、! (2月1日 20時) (レス) id: 238460b4ff (このIDを非表示/違反報告)
リュウ - めちゃくちゃ続きが気になります!!お仕事頑張ってください! (1月31日 3時) (レス) id: 6792b0e39f (このIDを非表示/違反報告)
yuka.125(プロフ) - 忙しいなかコメントありがとうございます!これからも応援してます! (1月13日 8時) (レス) id: 6cd4b73c69 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2023年11月22日 21時

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