HiHi Jetsと始める恋

井上瑞稀君 4 ページ6

長かった授業も終わり、お昼も食べ終わり、午後の授業も終わり、ついに放課後……

・Aと涼くん
「涼くん、ついに放課後だよ！」

「だな、頑張ってこいよ。」

「なんて言えばいいかな？」

「いま、Aが瑞稀に対して思っていること言えばいいんじゃないの？」
なんて、言うのは簡単だけどな。
実際告白するって相当な度胸が必要だぞ。
念の為、瑞稀にも行ってくるか。

「じゃあ、俺は帰るから。A、明日結果聞くからな！」

「うん！頑張ってくる！！」


・瑞稀くんと涼くん
「どうだ、瑞稀。告白する準備出来たか？」

「なんて告白すればいいかな？」

こいつら2人とも人に告白する言葉考えてもらうのかよ。

「ふつーに、今瑞稀がAに対して思っていること言えばいいんじゃないの？」

「俺が今、Aに思っていること？」
そんなのいっぱいある。何が1番伝えたいことかもう少し考えてからAに逢いに行くことにするか。

「ありがとな、涼！俺、頑張ってくるわ！」

「明日、結果聞くからな！Aに告れなかったって答えはなしだぞ！」
まぁ、結果は両思いなんだけどな。

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