4 りょー兄ちゃんとお昼寝 ページ6
Rside
雲ひとつない、真っ青な青空。
晴れの日の匂いっていいよね。
俺はその匂いと体に当たるお日様の光の温度って、なんだか眠くなってくるんだけど、Aもそれは同じみたい。
ゆーまが子供を引き取るってなったとき、俺は純粋にどんな子なんやろ？って思っとったけど、何となく俺と雰囲気が似てて、すぐに仲良くなった。
ゆーまに言ったら、｢Aはりょーの何倍も可愛い｣と怒られたけどw
今日は俺が、Aと遊びたいって言ったら、ゆーまがAを預けてくれた。
午前中はたくさん遊んだけど、さっき言ったみたいに、あったかい日だったから、午後は二人ともうとうとしちゃったから、お昼寝することにした。
｢A〜？｣
｢ん。｣
だいぶお眠だったようだ。
｢りょーちゃ、Aちゃんとねんねするの。｣
そういって、俺の胸あたりに擦り寄ってくるA。うーん、天使。
寝たかな、と思ったら
｢りょーちゃ、｣
と話しかけてきた。
｢んー？｣
｢りょーちゃ、Aちゃんのことすき？｣
｢だぁぁぁい好きだよ？｣
｢Aちゃんもりょーちゃのことすき。｣
｢ありがとう〜｣
｢りょーちゃ、つかれてたら、Aちゃんのとこきてねー？｣
｢wwwうん、分かったよー？｣
なんか、察しがいいのよこの子。
人の表情とか、雰囲気とかに敏感で俺が疲れてると思ったのか、そんな言葉をかけてくれた。
まぁ、敏感な分、生きづらい部分もあるみたいで、夜泣きで｢ぱぱ、Aちゃんのこときらいにならないで〜｣って言ってるってゆーまから聞いた。
そんな不安を和らげようと、俺はAの背中をさする。
いつの間にか、Aは寝てしまったようだ。
Aの不安がなくなりますように。
そう願いながら俺も眠りに落ちた。
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りょーさんは、普段は元気なムードメーカーって感じだけど、実はメンバーの雰囲気とかに敏感なんだろうなぁっていつも思ってます。
りょーさんの｢君に届け｣とか性格が表れてて素敵ですよね。好きです。
そして！お気に入り登録してくれた方、この作品を見て頂いている方が増えてきたようです！
本当にありがとうございます(* 'ᵕ' )
引き続き、このお話をよろしくお願いします！
作者でした(* 'ᵕ' )
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作者名：yuki | 作成日時：2021年1月5日 13時
