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+LIE 09+ ページ9

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安心したせいか涙が止まらない私に、


唇ふっくらさんは何も言わず、


背中をさすり続けてくれた。




後から来たカラフルな髪の人達が帰ろうとしていたから、


お礼を言おうとしたけど、



『あ、あ…。』




上手く話せなくて唇ふっくらさんに止められた。




「何も言わなくていいから…。」





カラフルな髪の人達は、にっこり笑って帰っていった。







少しずつ落ち着いていき、


話せるようになったところで、


唇ふっくらさんは手を止めた。




泣き止むまでずっと背中をさすってくれていた。





「落ち着いた?」




安心するような笑顔でまた涙が出そうになる。




涙ぐみながら頷いたら、


よしよしと言って頭を撫でてくれた。





『ありがとう…ございました…。

見ず知らずの…私なんかを…助けてくれて…。』




私が頭を下げると、


唇ふっくらさんは少し悲しい顔をして、



「いえいえ…。」



と言った。







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RINO(プロフ) - モモさん» ありがとうございますm(__)mたくさん更新します。 (2016年12月4日 13時) (レス) id: 61b8192b51 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - ここからの展開が気になります!!これからも応援してます!!ファイティン!! (2016年12月4日 13時) (レス) id: a5a1a36c4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RINO | 作成日時:2016年12月4日 12時

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