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次の日の朝、着信音で目が覚めた。
Prrrrrr
『…もしもし。』
寝起きのまま出る。
相手はじみなと表示されているけど、
出てきた人は意外な人だった。
「…A先輩の電話ですか？」
まだ頭が回ってなくて誰だかさっぱりわからない。
『…はい。誰…？』
相手はくすりと笑って答えた。
「今起きたんですか？先輩…。じょんぐくです」
『じょん…ぐく…。あ、ぐく？どうしたの？』
あぁ、ぐくね…。って何で？
「実はてひょん先輩がA呼んでこいってうるさくて…。」
『何でてひょなが…。じみなは？』
ベッドに座って大きなあくびをした。
「暖房の付けすぎで暑かったのか、
上半身裸でまだ寝てて…。」
『えっ！』
急にそんなこと言わないでよ…！
今絶対顔真っ赤だ…。
「で、勝手にてひょん先輩が携帯とって電話しろって命令されて」
ぐくの声からは少し嫌そうに聞こえた。
『ぐく…。大変だね…。自分が電話すればいいのに…。
ご飯は食べた？』
「それが昨日じん先輩が全部食べちゃって朝ご飯がないんです…。
じん先輩まだ寝てて、
今起きてるの僕とてひょん先輩となむじゅん先輩だけで…。」
『材料は何かあるの？』
「見てみます！」
もし何か材料があったら作りに行けるけどな…。
たくさん食べれて、簡単で、
長持ちする食べ物といったらカレーだけど材料あるかな…。
「野菜はたくさんあります！
玉ねぎ、ニンジン、じゃがいも、なす、ピーマンとか…。
お肉は…鳥の骨付き肉とむね肉しかないですね…。」
『大丈夫！それだけあったら十分。
じゃあ、今から行ってカレー作るね？
あ、ご飯は炊ける？』
カレーのルーは無さそうだから、
うちの余ったやつ持っていこ…。
「ありがとうございます！
ご飯は…なむじゅん先輩に頼みます」
大丈夫かな…。まあ、大丈夫か！
『…わかった！じゃあ待ってて！』
「はい！」
そこで通話は切れた。
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RINO(プロフ) - モモさん» ありがとうございますm(__)mたくさん更新します。 (2016年12月4日 13時) (
レス) id: 61b8192b51 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - ここからの展開が気になります!!これからも応援してます!!ファイティン!! (2016年12月4日 13時) (レス) id: a5a1a36c4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RINO | 作成日時：2016年12月4日 12時
