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「A走るなって…。」
と言いながらじみなも走ってる。
『あ！じみな！』
じみなが見えた！
嬉しくってそのまま走ってじみなに抱き付いた。
上手く受けとめてくれて、
その場でくるくる回る。
回転が止まり私を下ろして見つめ合う。
少し前に会ったばかりなのにもうじみなのことが頭から離れなくて。
元カレのこともすっかり忘れていた。
『じみな！私じみなが好きってことに気付いた！』
「え！そういうのは男の俺が先でしょ…！」
悔しそうな顔をしたじみなだけど、
次には微笑んでAの額にキスを落とした。
「俺もAが前からずっと大好きだよ」
キスされたところが熱い。顔が火照って寒くなくなった。
キスされたことに夢中で言葉の意味も理解していなかった。
その照れを隠すように手袋とマフラーを渡す。
『あ、じみな、寒いでしょ？マフラーと手袋』
「ん、ありがと！」
『いえいえ…。』
顔を見られたくなくて目を逸らしてしまう。
「あ、今日はお母さん帰ってくるんでしょ？
良かったじゃん！」
『うん、良かった…！』
よしよしって頭を撫でられた。
「あれ、さっきまで明るかったのにもう暗くなってきてる」
『時が経つのは早いね…。』
すると、じみなが驚いた顔をしたから私もびっくりする。
『え！何か悪いこと言った？』
「ううん、嬉しくて…。」
『え、何が…？』
「ううん、何でもない…。」
涙目のじみな。
『そんなに嬉しかったの？』
今度は私がじみなの頭を撫でた。
「Aいつまでも大好きだからね…。」
『うん…。』
二人離れることがないようにきつく抱き締め合った。
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RINO(プロフ) - モモさん» ありがとうございますm(__)mたくさん更新します。 (2016年12月4日 13時) (
レス) id: 61b8192b51 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - ここからの展開が気になります!!これからも応援してます!!ファイティン!! (2016年12月4日 13時) (レス) id: a5a1a36c4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RINO | 作成日時：2016年12月4日 12時
