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+LIE 43+ ページ43

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「お母さん、多分疲れちゃったんだね」




『…。』




そっか…。疲れちゃったのか…。




お母さんがいなくなる気がしてちゃんと見えてなかった。




…自分のことばっかりだった。




『じみなは優しいから、

人の気持ちが良くわかるんだね』




勝手に涙がこぼれる。




最近泣いてばっかりだな…。




そんな私を見て、じみなは私に手をのばしてきた。




でも、もちろんその手が届くことはない。




「あっ…。」




それに気付いたじみなはのばしかけていた手を途中で止める。







…じみなに会いたい…。




『…じみなに会いたい…。』




口から言葉が出てた。




目の前には固まっているじみな。




『はっ!ごめん声出てた!

話聞いてくれてありがとう、じゃあね!』




恥ずかしくて通話を切ろうとしたら




「待って!」




慌てて身を乗り出してくるじみな




「うるせぇ」




ゆんぎさんも同じ部屋にいたみたい。




遠くから不機嫌そうな声が聞こえた。




「ごめん!」




言った瞬間じみなはリビングを出て外に出たみたい。




砂利を踏む音が聞こえる。







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RINO(プロフ) - モモさん» ありがとうございますm(__)mたくさん更新します。 (2016年12月4日 13時) (レス) id: 61b8192b51 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - ここからの展開が気になります!!これからも応援してます!!ファイティン!! (2016年12月4日 13時) (レス) id: a5a1a36c4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RINO | 作成日時:2016年12月4日 12時

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