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「てひょなー。
俺のトレーナー知らない?
色は赤で、真ん中に黒のロゴがあるやつ」
遠くからじみなの声が聞こえる。
「あ!それ俺の部屋にあった!」
大きい声で返事をするてひょな。
音量をすぐさま下げた。
「あったってお前が取ったんだろ…。
ってか俺のスマホで何やってんの?」
「んー?Aとお喋りしてる」
にししと無邪気に笑うてひょな。
「えっ?どういうこと?」
近付いてくる声。
「あー!じみなストップ!その格好は自主規制!
テレビ電話してるから!Aちゃん見てる!」
ほそくさんが手をヒラヒラしてすぐさま止めてくれた。
一瞬焦った私は手を目にかざしてチラチラ見ていたからセーフ。
「本当!?Aと電話!?トレーナーとってくる!」
『いってらっしゃい…。』
くるりと振り返ったてひょな。
「あっぶなかったー。A見えてないでしょ?」
『大丈夫!目隠してた!』
「うん見た。A可愛かったよー」
『え。』
一瞬停止。ありがとう…?
するとほそくさんがてひょなにまたチョップ。
「口説かない!」
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RINO(プロフ) - モモさん» ありがとうございますm(__)mたくさん更新します。 (2016年12月4日 13時) (レス) id: 61b8192b51 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - ここからの展開が気になります!!これからも応援してます!!ファイティン!! (2016年12月4日 13時) (レス) id: a5a1a36c4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINO | 作成日時:2016年12月4日 12時