+LIE 04+ ページ4
+
『いや見たら分かるし。』
頭悪いのかこのツンツン。
「だーかーらー、俺らと遊びに行こって言ってんの!」
『ほぅ、どこで?』
行かないけど。
にやっとしたツンツンは
「ボーリング。」
と言って私の腕を強く引っ張った。
その反動で立ち上げられ、
周りのやつらに上から下までじろじろ見られる。
ツンツンは違って私の腕を掴んだまま歩き出した。
『いや、まだ私行くなんて言ってない!』
「…は?」
急に立ち止まったツンツンのせいで、
私はツンツンの背中に鼻をぶつけた。
ぶつけた鼻をさすっていると、
くるりとツンツンがこっちを向いて、
「それはないでしょ、お嬢さん。」
って笑顔が張り付いたような顔で呟いた。
+
284人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
RINO(プロフ) - モモさん» ありがとうございますm(__)mたくさん更新します。 (2016年12月4日 13時) (レス) id: 61b8192b51 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - ここからの展開が気になります!!これからも応援してます!!ファイティン!! (2016年12月4日 13時) (レス) id: a5a1a36c4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:RINO | 作成日時:2016年12月4日 12時