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よく見ると、全員昨日助けてくれた人達だった。
『私帰ります…。』
「ご飯は?作ったのに…。」
そんなにしょんぼりされると罪悪感が…。
でも、私にだって言い分はある。
『だって、何にも話してくれないじゃないですか!
あなたの名前も知らないし、昨日のことだって、
私の名前だって…。』
そう言うと、
また悲しい顔をした唇ふっくら坊っちゃんさん。
「ごめん。本当に…。
俺の名前はじみんっていうの。
皆で隣町から引っ越してきたんだ。」
じみんさんが口を閉じた瞬間、
桃色さんから自己紹介をしだした。
「僕の名前はそくじんだよ。じんって呼んで!
年長者だから何でも言ってね〜。」
「俺はゆんぎ。さっき言った。」
トイレの前で出会った黒髪さん。
「俺はなむじゅんって言います。
俺のことは別に覚えなくてもいいです。」
安心する声の人。ちゃんと覚えます。
「ほそくだよ。名前だけ覚えてほしいかな〜あはは!」
橙色さん。髪も性格も明るい人ということで。
「…じみなのだから手出さない…。
てひょんって名前。ててかてひょなって呼んで?」
金髪さん。じみんさんとも仲が良さそう。
「じょんぐく。ぐくって呼んでください。」
茶髪で整った顔の人。まだ幼さが残る顔。
「年齢順だよ。俺はてひょなの前に入るんだ」
ということは、
じんさん→ゆんぎさん→なむじゅんさん→
ほそくさん→じみんさん→てひょんさん→じょんぐくさん
けっこう覚えた。
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RINO(プロフ) - モモさん» ありがとうございますm(__)mたくさん更新します。 (2016年12月4日 13時) (レス) id: 61b8192b51 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - ここからの展開が気になります!!これからも応援してます!!ファイティン!! (2016年12月4日 13時) (レス) id: a5a1a36c4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINO | 作成日時:2016年12月4日 12時