理想とReal？ (ページ48)

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舘「いらっしゃいませ」

白いエプロン姿の涼太すげぇ似合ってんな笑

深「急に悪いね、忙しいってきいたんだけど食べたらすぐでるわ」

舘「いいよ笑提案会に出すデザートはもう出来上がってるしそれにお客さんは大歓迎だからね」

佐「みてみて涼太〜ふっかに取ってもらったんだ〜」

佐久間は結局一つだけ涼太に自慢したくて持ってきたみたいで5歳児のように見せびらかしてる

良かったね〜なんて言って涼太はスマートに席に案内してくれた

舘「今日のおすすめはビーフシチューオムライスだけどどうする？」

渡「おれそれで」

深「おれも」

佐「じゃー佐久間も同じの後オレンジジュース」

お前は小学生か。

舘「オレンジジュースね笑笑じゃー待っててね」

注文を取ると厨房に消えてった

渡「にしても結構もう遅いんだな時間これは夕飯だな」

佐「おれ舘様の料理は別腹だから晩御飯も普通に食えるぜ」

もう俺はお前が何言ってるか分からない。

オムライスが運ばれてきて食べ始めるまじうめぇーこれが一流料理…まぁ、俺は小さい頃から涼太の家の料理しかほぼ食べてないけど。

舘「そういや目黒と遊ばなかったんだ」

渡「んー？なんか寝てるみたい？電話出なかったからふっかにかけたらでたから」

深「やっぱり代わりだったか笑誰でも良かったんだろ笑笑」

佐「なにその彼女が言いそうなセリフ笑笑」

渡「まぁ、次にかけてたのが照だったら照と遊んでたかかもな笑」

深「んだよ笑笑」

とか言ってるけど、ふっか何だかんだ嬉しそうにしてんじゃん俺も暇が無くなって良かったし

まぁ、目黒が出なかったのはちょっと気にしてるけどだって折り返しの電話も来てないし

舘「翔太良かったじゃん笑」

渡「いいんだよ笑」

全てを見通してる涼太はニコッと笑う

俺は恥ずかしさ半分嬉しさ半分ニヤけてる顔を見られたくなくて視線を窓に移した

渡「…あ」

たまたま外をみたら照と目黒と阿部ちゃんが歩いてるのを見つけた

なんだ今日は3人で出かけてたのかよ通りで電話も気づかない訳か

もう1人いたのに気づいたのは3人横並びなのがちょっとズレた時

渡「……え」

照の隣には目黒が声をかけてた女子生徒がいた