理想とReal？ (ページ1)

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4月

高校生２回目の春。

気慣れてきた制服に身を包み見慣れた校舎、校庭
大きな体育館。見慣れた先生

私は都内でも有名な超お金持ち高校

私立雪白高等学校の2年生になった。

しかし、私はお金持ちではない

むしろピンチ。

じゃぁなんでこんな高校にって？

私の祖父の意向だせめて良い高校に行きなさいと勧められ入学した高校学費の面は成績で何とか優秀生を取り免除を貰い無事に今年も2年生に上がる事ができたあと1年私は頑張らねばいけない。

「ごきげんよう」

「ごきげんよう」

と飛び交う独特の挨拶、

……これにはまだ慣れない。

そしてもうひとつ慣れないものがある

「あっ！Snow Manよ！」

「Snow Manだ！！」

「今日は3人で歩いてる！珍しぃーー！」

「え、いわさくなべ？！やだーー！！」

雪白高校にいる9人組通称Snow Manと呼ばれてる

トップクラスのお金持ちで全員有名な会社の跡取り息子でうちの生徒会役員でもある

男女共に人気があり慕われているし
廊下を歩いてるだけで歓声があがったりもはやアイドル並の人気の高さ。

そして彼らは学校の秩序を守るために

バンッ！

「2年、C組

齋藤昌也はいるか？」

乱暴にドアを開け入ってきた3人組

ちょっと身長の高い3年生が声をかける
たちまち女子からは黄色い歓声で

「あ、あれって？！」

「え、嘘でしょ？！」

コソコソ噂話も始まる

「は、はいっ……！？」

呼ばれた生徒、齋藤くんの机の前に来ると

ダンっ！！！と机の上に紙を突きつけた

「齋藤昌也くん残念だけど君には学校を辞めてもらうよ？」

「まっ、待ってください！！！」

「言い訳は見苦しいから辞めなって笑
男の子だったらキッパリサッパリ諦めなーさい笑」

金髪の3年生が彼に言う

「ち、っ父は！会社は立て直せるから安心しろと言ってましたすぐに立て直せるんですよ！

だからもう少し時間をッ…！」

「お前は先月もそんな事を行って期間を伸ばしたもう待てないんだよ

…約束は約束だ」

「そ、そんな！！酷いっ

『雪白に庶民はいらねぇーんだよとっとと失せろ』

「……クッ……っっ！！！」

「……いけよ」

最後にガタイのいい3年生一言言われると去っていってしまった齋藤くん

「みんなも気おつけぇーね♪じゃっお邪魔しました〜」

なんて去ってた3人。

そう彼らは『庶民狩り』を行ってるのだ。