番外編〜嫉妬〜 ページ16
「こんにちは〜」
そう言って入るのは嵐山隊の隊室。
「影浦先輩、こんにちは」
「木虎ちゃん、影浦だと雅人とごちゃ混ぜになるから名前でいいんだよ？」
「すみません、クセで」
あれから嵐山隊と関わることが増えてきて、嵐山隊の皆には男性恐怖症であることだけは話してあった。
「あれ、准は？」
「あ、嵐山先輩なら迅さんと自販機に飲み物を買いに行きましたよ。待ってます？」
そう言う木虎ちゃんにお礼と断りを言って隊室を出る。
そして、近くの自販機へと向かうと悠一と准の後ろ姿を見つけて悠一に飛び蹴りを食らわせた。
まあ、それも読まれているので軽々と避けられた。
「チッ」
「A、もっと可愛げあることしよーよ。後ろから抱きしめたり、さ？」
「黙れ変態」
そんな風にやり取りをしていると、突然准に腰を抱き寄せられた。
それが不意打ちで一瞬ドキリとするが、その次に気づく嫉妬の感情に准の顔を見た。
あからさまに頬を小さく膨らませて拗ねているご様子の准。
「准？」
名前を呼んでもこちらを見ない准、だが腰に回した手はしっかりと掴まれていて離さない。
どうしたんだろうかと思い、悠一の方を振り向くとニヨニヨと笑みを浮かべていた。
「嵐山、Aはそういうとこ疎いからな？言ってやんないと分からないと思うぞー」
そう言って嵐山隊の隊室に戻る悠一の後ろ姿をただ眺めていると准が小さく呟いた。
「Aは、俺より迅の方がいいのか？」
「え？ないない。悠一はあくまで仲間だし。…もしかして、悠一関係で嫉妬してるの？」
静かに頷く准に私は言った。
「私が本当に好きなのは准だけだよ？」
「でも…怖いんだろ？俺が触れるといつも震えてるし強張ってる」
それは誰に対しても同じだし、きっと昔よりはマシになっているのだが…きっとそう言うことでは無いのだろう。
私の反応で准を不安にさせて嫉妬に追い込んでしまったことに反省する。
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柊凪(プロフ) - 優希さん» 閲覧、コメントありがとうございますm(_ _)m17歳組か、奈良坂くんで男性恐怖症ですね、かしこまりました(^^)リクエスト消化までしばらくお待ち下さいね。これからも恐怖症シリーズをよろしくお願いします。 (2023年2月27日 15時) (
レス) id: 4dc2d64722 (このIDを非表示/違反報告)
柊凪(プロフ) - Aliceさん» 優しいお言葉ありがとうございます〜！！その言葉で頑張れます！ (2023年2月27日 15時) (レス) id: 4dc2d64722 (このIDを非表示/違反報告)
優希 - ○歳組とか行けますか…？もしできるんだったら，17歳組で男性恐怖症お願いします。もし、バツだったら奈良坂透で，男性恐怖症。リクエスト多いのにすみません (2023年2月25日 23時) (レス) id: ffb5f020c6 (このIDを非表示/違反報告)
Alice - ありがとうございます‼リクエストいっぱいなのにごめんなさい。更新頑張ってください。待ってます‼ (2023年2月21日 16時) (レス) id: 37c62558af (このIDを非表示/違反報告)
柊凪(プロフ) - Aliceさん» こんにちは(^^)またリクエスト受けてけてますよ〜！隠岐くんで醜形恐怖症ですね、かしこまりました！徐々にリクエスト消化してますので気長にお待ち下さい。これからも恐怖症シリーズをよろしくお願いしますm(_ _)m (2023年2月21日 14時) (レス) id: 4dc2d64722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊凪 | 作成日時：2022年12月20日 16時
