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盗賊退治 ページ4

ゼンが白雪の部屋に入っていき、私は木々とミツヒデと話をした。




「ごめん、もっと早くに言うべきだった」




「いや、それは俺たちもだ」




「そうだね」




私が謝ると木々もミツヒデも自分達も同罪だと主張してくれた。




そこに、一つの気配が加わる。





「…オビ」




急いだのか、息が上がっているオビ。





そこにゼンもやってくる。





「ハァッハァ…主、見つけましたよ!」





さて、お仕事だ。





汚い笑い声が聞こえてくる。




それにしても呑気な奴らだね。




普通、バレないようにとっとと逃げておくものでしょ。





「お前達か。砦のものに手を出してくれたのは。」





「なんだお前らは」





「王城より来た兵団の者だ」





「困るな?勝手に人のものを持っていかれては」






私達の人数を見てゲラゲラと笑う彼ら。




そして私と木々を見て、そいつらは言った。




「おお!女が居るぜ、良い手土産持ってんじゃねぇか」





その言葉に、私は体を強ばらせた。





大丈夫だと分かっていても、そんな目で見られるのは…苦手だ





「黙れ!」






ゼンの言葉にハッとする。







そうだ、ここにはゼン達がいる。






大丈夫、大丈夫…

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樹南(プロフ) - りとさん» りとさん、はじめまして(≧▽≦)そう言ってもらえてとても嬉しいです!!かめ更新ですがこれからもよろしくお願いします! (2022年6月18日 20時) (レス) id: 4dc2d64722 (このIDを非表示/違反報告)
りと - めちゃくちゃ良い展開…もう好き過ぎる… (2022年6月18日 0時) (レス) id: 4ac6ed922a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊凪 | 作成日時:2021年3月27日 17時

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