恐怖症6 ページ8
家の中に入り、手洗いとうがいを済ませた私は麦茶を氷を入れたコップに注いでそれを片手に部屋へと上がる。
部屋に入り机にコップを置く。今日あったことに対して苛ついてたから強めにコップを置いたことでカランと氷が動いて形を変える。
『お前なんか好きになるやついねーだろ』
未だに夢に見るその言葉と嘲笑われる声がフラッシュバックするように頭の中に響いた。
「分かってるよ」
そう呟いて課題のワークに手を付けた。
あと数行で課題が終わる、そんな時に部屋の扉がノックされた。その相手が誰であるか知ってはいたが一応聞く。
「誰？」
「俺だ」
案の定兄だったノックの相手に「いいよ」とだけ言う。お兄ちゃんは家族内で唯一私の過去を知ってる人。父と母には何も言ってない。
お兄ちゃんは俯きがちに、暗い顔をしながら入ってきた。
「で？話って何？」
「お前、学校で友達もいないのか？」
兄は、ベットの前に置かれた一人掛け用の座椅子に座って私の顔を見ること無く、静かに私に聞いてきた。聞かれた質問に私は当然のように答える。
「だって、あの時笑ってたのよ、親友だって思ってたのに、あいつは知ってたの。」
語尾に強く怒気を含ませてそういう。兄は、泣きそうな顔をしていた。
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Yamato(プロフ) - ミルクティーさん» こちらこそありがとうございます！ (10月28日 19時) (
レス) id: 4dc2d64722 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - Yamatoさん» ありがとうございます。更新頑張ってください。 (10月25日 10時) (レス) id: f43dd9d3e3 (このIDを非表示/違反報告)
Yamato(プロフ) - ミルクティーさん» こんばんは！コメント及び閲覧ありがとうございます(*´ω｀*)リクエストは受け付けてますので大丈夫ですよ〜！二宮さんで先端恐怖症ですね！徐々にリクエスト消化しておりますので気長にお待ち下さい♪ (10月24日 19時) (レス) id: 4dc2d64722 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - 二宮さんで先端恐怖症出来ますか？(大変であればいいです) (10月24日 16時) (レス) id: 5269b3edae (このIDを非表示/違反報告)
Yamato(プロフ) - 奏さん» いつも応援ありがとうございます！！励みになっております！リアルが落ち着いたらまた更新しますね(*´ω｀*) (8月27日 16時) (レス) id: 4dc2d64722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊凪 | 作成日時：2023年6月29日 15時
