恐怖症9 ページ11
あれから三ヶ月、私はボーダーに入隊。入隊時のポイントは何故か3000だったのであっという間にB級へと駆け上った。
兄のこともあってか、シューターとして入隊した私はあっという間にボーダーの人に知れ渡った。
『A級一位の出水の妹で将来有望』と。
「お兄ちゃん」
「よ、A。これから任務か？」
声をかけると笑顔でこちらを振り返るお兄ちゃんに、手をふる。
「ううん、お兄ちゃんに会いに来たの」
「ん、何かあったか？」
頭をそっと撫でながらお兄ちゃんがそう聞いてくる。
「お兄ちゃん、周りの人たちになにか言ったの？なんか最近やたら隊に所属しないかって聞かれる」
「なにも？で？何処から入隊の誘いがあったんだ？」
「えっと、風間隊に諏訪隊と東隊、王子隊、那須隊…」
私がつらつらと述べていくとお兄ちゃんから「待て待て待て」とストップが入る
「多くね？」
「うん、あとA級だったら草壁隊とあと太刀川さんからも誘われてる」
「そこは想定内だな」
その言葉に苦笑いを返すとお兄ちゃんは真面目な顔をして、「で、どこに入んの？」と聞いてきた。
そう、そこに困っているのだ。
「A級はまだ早い気がするんだよね。お兄ちゃんと一緒だったら安心だけど。A級一位は荷が重い」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 323人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Yamato(プロフ) - ミルクティーさん» こちらこそありがとうございます！ (10月28日 19時) (
レス) id: 4dc2d64722 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - Yamatoさん» ありがとうございます。更新頑張ってください。 (10月25日 10時) (レス) id: f43dd9d3e3 (このIDを非表示/違反報告)
Yamato(プロフ) - ミルクティーさん» こんばんは！コメント及び閲覧ありがとうございます(*´ω｀*)リクエストは受け付けてますので大丈夫ですよ〜！二宮さんで先端恐怖症ですね！徐々にリクエスト消化しておりますので気長にお待ち下さい♪ (10月24日 19時) (レス) id: 4dc2d64722 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - 二宮さんで先端恐怖症出来ますか？(大変であればいいです) (10月24日 16時) (レス) id: 5269b3edae (このIDを非表示/違反報告)
Yamato(プロフ) - 奏さん» いつも応援ありがとうございます！！励みになっております！リアルが落ち着いたらまた更新しますね(*´ω｀*) (8月27日 16時) (レス) id: 4dc2d64722 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柊凪 | 作成日時：2023年6月29日 15時
