�� 28 ページ28
��ハン「え」
モブ「ん？」
『え？』
『「「え？」」』
分隊長と目を合わせながら、自分が今何を言ったのか考える。【好きです】先程自分の口から出てきた言葉を頭の中で何度も反復する。分隊長は目をまん丸にして驚いているけれど、僕は反対に落ちついていた
何故なら、好きと言った事が分かった瞬間に、ストンと受け入れてモヤモヤしていた気持ちが晴れたからだ。でも、分隊長にはモブリットがいるから、例えこの思いがどうにもならなくても、伝えられたので悔いはない
ハン「A…」
分隊長がやっと絞り出したような、か細い声で僕の名前を呼んだ
ハン「君…言った意味を理解しているのか…？」
『はい。こんな時に言うことでは無いと思いますが、頭は正常ですよ。貴方が好きです。例え分隊長には他の人がいても』
モブ「…なんてことだ……」
ハン「他の人……ああああああああ！！！！！！」
分隊長が突然大声を上げた。その声にびっくりして起き上がりそうになったが、体が痛かったので急ブレーキが掛かった
ハン「今Aが言ってる人ってモブリットだろ！」
モブ「私ですか！？………ん？あ！！！昨日の！！！！」
ハン「色々ありすぎて忘れてたけど、すんごいことやっちゃってたんだ！！A！あれは事故なんだ！！」
『え、事故？』
どんな事故があってあんな事になったのか全く分からないが、2人の様子から察するに、本当の事なんだろう。それから二人はことの成り行きを説明し始めた
あの日、モブリットは分隊長に届ける書類があったんだとか。その書類を届けようと部屋に入った時、分隊長が高い所にある本を取ろうとしていて、モブリットが後ろから取る。それにびっくりした分隊長がモブリットに突進、色んな事があってモブリットが押し倒す形に
『いや訳分からん』
モブ「分かる」
ハン「Aに見られてびっくりしたよ…」
『あっははははは…え、じゃあお2人付き合うって事してないんですか？』
「「してない」」
『へー……じゃぁ、えぇ、僕、死ぬ？』
こんな事ならもうちょい雰囲気を作ってから言えばよかったな。後悔しても遅い。この状態をどうすればいいんだ？今、分隊長と密着していて、どちらも体を動かせないので荷台にいるしかない。壁までこの雰囲気かぁ。と少し言ったことを公開し始めると
ハン「…私も好きだよ」
一瞬何言っているのかわからなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 258人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
可愛い後輩ちゃん - うわぁぁぁん…!ミケ班生きてる、、‼😭💭ハンジ推しにはたまんないです‼神作ありがとうございます💫 (2022年4月8日 23時) (
レス) @page44 id: 28b1a8c3b0 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - えかわいい。前編も今も最高すぎる (2021年12月8日 18時) (レス) id: c204bce294 (このIDを非表示/違反報告)
蠱闇(プロフ) - ミケさん生きてて良かった！！？？泣 自分のペースで更新頑張って下さい！(うちも頑張らんと…) (2021年11月18日 19時) (レス) @page32 id: cc664d8487 (このIDを非表示/違反報告)
ちわわ - うん…あの…はい｡最高｡進撃ではハンジさん推しだからメッチャ嬉しかったwコレからも小説作りがんばって欲しいです！ (2021年11月4日 7時) (レス) id: a43279d1c6 (このIDを非表示/違反報告)
ひこづみ(プロフ) - 久しぶりに更新されていてとても嬉しかったです！無理にとは言いませんが、これからも更新頑張ってください、応援しています！ (2021年8月25日 19時) (レス) id: 727799adbe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れもんっ | 作成日時：2021年5月3日 20時
