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『っ…いたい…無茶しすぎたか…？』
外で兵舎を壁にしてズルズルと座り込む
無事に住民の避難は完了した。だが、僕の肋骨は先程の戦闘で完全に折れた。ここまで誰にも気付かれずに来た自分を褒めてあげたい…
『はぁ...折れたなんて班の皆に知られたら…ヤバイ…言い訳を考えきゃ...』
ハン「なんで？今話してよ」
『ハンジさっ！？！！っぅ…』
隣に降ってきた分隊長に驚き、一瞬立ったが激痛で地面に両手をつけ、崩れ落ちた
ハン「やっぱり、怪我してるだろ。ここまで来たのに気付かないなんて…申し訳ない。ミケに探して貰って良かったよ」
『え…？ミケさん？』
顔だけ前に動かすと、ミケさん…だけでなくモブリットも居た。顔が、ここ最近でいっちゃんヤバイ
『モモモモモモモブリットじゃないか。どうしたんだいそんな怖い顔をして』
モブ「理由くらい分かってるだろ？…言わないと分からないなら教えますよ」
モブリットが僕に近付いてきて背中を軽く押す
『っ！！いったぁ…！』
ハン「巨人に握られた時に肋骨をやったのか。どうして言わなかったの？」
分隊長がしゃがんで僕に目線を合わせて、優しく問いかけた。分隊長は狡い、僕がこの顔に弱いって知ってるからこの顔をするんだ。そしてモブリットも分隊長が聞けば正直に話すと思ってるから、全てを分隊長に任せている。僕の隠し事をどれだけ暴くつもりなのか…
『皆に…余計に心配をさせたくなかったから…』
ハン「全く、君って奴は…。毎度言ってるけど、心配なら私達は大歓迎だよ」
ミケ「あぁ、ハンジ班なら、いつもハンジの事で心配ばっかしているからな。Aも訳ないだろ」
ハン「肯定はしたくないけど、実際そうなんだろうね…」
モブ「そういう事だ。A、次から怪我をしたら、絶対に言うんだぞ。そうすれば、この後する説教なんて来ないんだからな」
…ん？ちょっと待って、いま聞き捨てならない事が聞こえた気が...
確認の為口を開こうとすると、分隊長にお姫様抱っこをされた
『ん？ハンジさん？？』
ハン「大丈夫、揺らさないようにするし、このまま医務室まで兵舎を通って行くけど、これも一環の罰ゲームだからね。治ったら久しぶりに巨人の話でもしようか」
『そ、れは別にいいんですけどこの持ち方色々と問題がある気が』
モブ「ま、罰ゲームだから、しっかりしろよ」
そして講義の声は虚しく、無事医務室に連行されましたとさ
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蠱闇(プロフ) - シェルムさん» はい！(*´ω｀*) (2021年4月9日 19時) (
レス) id: cc664d8487 (このIDを非表示/違反報告)
シェルム(プロフ) - 蠱闇さん» ミケさんイケメンですよね！！これからも絡ませていきたいです！更新待っていてください！ (2021年4月9日 19時) (レス) id: 4bda9fe3c3 (このIDを非表示/違反報告)
蠱闇(プロフ) - シェルムさん» はい！今回のお話も最高でした(≧ω≦) とにかくミケさんがイケメンすぎるっ！次も楽しみにしてます！ (2021年4月8日 22時) (レス) id: cc664d8487 (このIDを非表示/違反報告)
シェルム(プロフ) - 蠱闇さん» 初めてのコメントありがとうございます！！更新できる暇があれば更新したいと思っているので、楽しみに待っていてください！！ (2021年4月8日 22時) (レス) id: 4bda9fe3c3 (このIDを非表示/違反報告)
蠱闇(プロフ) - コメントは初めてですが、毎日更新されてないか確かめてしまうほど大好きで読ませてもらってます。今回の、ミケさんとの絡みが好きすぎて何回も読み返してます笑 これからも更新頑張って下さい！ (2021年4月7日 19時) (レス) id: cc664d8487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんっ | 作成日時：2021年3月21日 21時
